2日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、ヤクザの最新シノギが明かされた。
今回は、ヤクザ事務所への潜入取材経験もあるライターの丸野裕行氏と、元コロンビアマフィアでヤクザに詳しい雑誌記者の中村さん(仮名)がゲストに登場し、反社会的勢力の昨今の収入事情についてトークを展開。
視聴者からの「“鉄砲玉”っていう文化は今でもあるんですか?」という質問に中村さんは「今はもうほぼないと思います」と回答。「(暴力団対策法上の)『使用者責任』という言葉がありまして。下がそういうことをしても上が裁かれたりするので、ほぼないと言っても過言ではない」と明かす。
続いて、「今の時代はどういうタイプの人がヤクザの世界に入る傾向がある?」との質問には丸野氏が回答。そもそも「ヤクザの世界に入りに行く人はあまりいない」として、「普通に仕事をしていたつもりだったのに、気付いたらヤクザのシノギだった」など、気づかぬうちに反社会的勢力に関わってしまうケースがあるという。
暴力団を辞めた人は、「元暴5年条項」によって5年間は部屋の賃貸、銀行口座の開設、スマートフォンの契約などをすることができない。小沢一敬が「それでも(暴力団員に)なるメリットは何かあるんですか?」と聞くと、中村さんは「メリットは全然ないと思います。辞められないっていう人はいるでしょうね」と語っていた。