俳優の横浜流星が6日、都内で行われた映画『いなくなれ、群青』の初日舞台挨拶に飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、柳明菜監督と参加した。

映画の小道具として使用されたピンクの公衆電話を使って「自分が失くしたと思うもの」を告白する企画を実施。横浜は受話器を取り上げて「僕は何もなくしていません!」と断言するも「ただ横浜流星が失くしたものは知っています。それはいきがっていた自分です」と打ち明けた。
その理由について聞かれると、横浜は「今はこんな感じなので想像がつかないと思うけれど、中学・高校ではちょっとヤンチャしていました。カッコつけていきがっていたんです。ただこの仕事を始めてからは、ちゃんと今の自分になりました」と青春時代を回想。
そのいきがっていた時代が懐かしいようで「今振り返ると、あの頃の自分って輝いていたなぁと思う瞬間もあって。今こうして落ち着いているけれど、あの時があったから今がある。いきがっていた自分も受け入れて、これからも前に進みたい。どんな自分でも受け入れようと思います」と心境を吐露した。これに横浜の学生時代を知る松岡は「最後は懺悔みたいになっていたね」と笑っていた。

本作は作家・河野裕氏による、シリーズ累計100万部の青春ファンタジー小説を映画化。念願の公開初日に横浜は「初日を迎えられて幸せです。ホントに、ホントに一人でも多くの方にこの作品を観てもらいたいです」とアピールした。


テキスト・写真:石井隼人
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