どうなる新型iPhone…3つの背面カメラとセキュリティ機能強化で20日に発売か、石川温氏
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 新たな戦国時代に突入したスマホ市場。サムスンは折り畳めるスマホを6日から韓国国内で発売、ファーウェイは19日に新品を発表する予定となっている。そんな中で注目を集めてるのが、日本時間の11日に新機種が発表されるとみられるiPhoneだ。

 2007年の初代から様々な進化を遂げてきたiPhoneは、昨年発売された「XS」では象徴ともいえるホームボタンを廃止して大画面を実現。また、指紋認証ではなく顔認証を導入するなどしてユーザーを驚かせた。果たして、今年のiPhoneはどこまで進化しているのだろうか。

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 スマホジャーナリストの石川温氏は「私の予想では13日に予約開始、20日に発売だと思う。多くのメーカーが取り入れているように、背面のカメラが3つにして、いろんな画角で撮影できるようになる可能性があることと、ネット上に流出したケースの画像から、ペン入力に対応することが予想されている。また、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)の中でもアップルはプライバシーの問題に対して非常に積極的に動いているので、そのための機能を盛り込んでくるだろうと思う」と予測する。

 "iPhone芸人"のかじがや卓哉は「失くしてしまったiPhoneを悪意ある人が拾ってしまった場合に備えて電源を落とせるようしたり、その状態も"iPhoneを探す"機能のためにGPSの位置情報は見ることできるようにしたりしてくれたら嬉しい。また、芸能関係の方から、マスクをしていると顔認証ができないという相談が多いので、"どこをタッチしても指紋認証ができる"機能もいい。そして、この後にもしかしたら連絡がつかないところに行くかもしれないというときに設定しておくと、緊急時に電源が落ちていてもSOS発信して、近くのユーザーに通知する機能もあればいい」と話す。

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 折しも日本の携帯業界には電気通信事業法の改正と、それに基づく新ルールの適用が来月に控えている。その内容には「通信料金と端末代の分離義務付け」「解約違約金を1000円以下に」「端末代などは2年など契約期間を条件にした値引きを禁止」「割引額は2万円までとする」といったものがある。これについてITジャーナリストの西田宗千佳氏は「全体的にスマホの端末価格が高くなる。キャリアの移動がしやすくなる。ハイエンドではなく廉価版に人気が出る。Simフリーの携帯は売れやすくなる。中古携帯の流通が増える可能性がある」と指摘している。

 石川氏は「政府としては分離プランにすることによって通信料金の引き下げを狙っているが、6日のソフトバンクの新プランを見ても料金自体は変わっていないので、あまり値下げは期待できない。一方で端末の割引は禁止になるので、端末代の負担は増す。したがって、新しいiPhoneも買いにくくなるだろう。今は型落ちの機種が安く売られているが、それが禁止されるので、型落ちも高くなるだろう」と推測していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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