9日、東京五輪の出場選考を兼ねるサーフィンの世界大会『2019 ISAワールドサーフィンゲームズ』3日目が宮崎県宮崎市の木崎浜海岸で行われ、日本女子代表の松田詩野(17)がアジア最上位を確定。日本代表選手の中においては現時点で条件付き(※)ながら初となる出場権を手中に収めた。
松田は敗者復活戦の位置づけとなるリパチャージのラウンド7で1位は逃したが、2位となり、選考対象となる日本人を含むアジア勢の1位を確定させた。
ヒート後の松田は「1本目で5点台の波に乗れた。ただミスもあって、頭の中はゴチャゴチャしている感じ」と笑顔を見せると、世界最高峰のサーフィンワールドツアーであるWCTの選手を倒してのラウンドアップに「ミスもしてしまったが、この経験をこれからに生かしていきたい」と力強く語った。
なお、来年の同大会において女子6位以内に松田以外の日本人選手が2人以上入らなければ、五輪出場が正式に決まる。
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