9月14日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』#4が放送。約1年前に婚約するも、同居の壁にぶち当たり結婚に至っていないサアヤ(29)とカズ君(26)の遠距離カップルが、それぞれの考えを語った。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に”結婚する”か、”別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、第4話はゲストに鈴木奈々、ユースケ(ダイアン)、桃を迎えて放送された。
兵庫の外資系企業に勤めているカズ君と、東京でモデルをしているサアヤ。2人は約1年前に婚約するも、その後、東京でのサアヤの仕事が増加。サアヤは東京を離れにくくなり、結婚は先送りになっていた。そんな状況を打開すべく、今回のイタリア旅行へ参加したカズ君とサアヤだったが、答えはそう簡単には見つからない。旅行3日目を迎えたこの日も、2人は海沿いのレストランで食事をしながら、それぞれの主張をぶつけ合った。
「結婚とは何か」との質問に、カズ君が「一緒に暮らすこと」と答えたのに対し、サアヤは「ゆくゆくは一緒に暮らしたい」と前置きした上で、「一緒に暮らすことが全てではない」との考えを吐露。さらに、現在の状況において、東京を離れることは100%考えられないと明言した。ただし、環境が変化した場合には、その限りではないとのこと。サアヤがいう環境の変化とは、自分の実力が認められて、家から仕事場までの交通費を、負担してもらえるような状況になることを指しているという。
一緒に暮らすことを望んでいるカズ君は、サアヤの考えを知り、少なからず衝撃を受けた様子。そんなカズ君に、サアヤは「人生は変化していくもの」と説いた。
続けてサアヤは、「自分の幸せって彼氏ありきだと思っていた」と切り出し、過去の自分を回顧。現在は仕事も充実し、自立できているものの、かつては恋人に依存していた時期があったという。東京での仕事や現在の生活を手放してまで、一緒に暮らすことを選ぶのは、「昔の自分に戻るみたい」で嫌なのだそうだ。
さらに「私を求めてくれてる人が東京にいるから。今の状況が嬉しいの」と、仕事で必要とされることへの喜びを口にしたサアヤ。その背景には、社会人1年目の時に仕事で失敗した苦い経験があると言い、「社会からいらない存在かもしれないと思って、落ち込んでいたところ見てるじゃない?」と、カズ君に理解を求めた。
カズ君はサアヤの意見に「わかる」と頷き、「サアヤが幸せならそれでいいと思う」と気持ちに寄り添いながらも、どこか腑に落ちない様子。別居婚という選択肢に対し、「今の状況と変わらない」との考えを述べ、「一緒になる時に結婚したらいいかなとかも思う」と口にした。
しかし、この旅行に参加している以上、2人は最終日に結婚するか、別れるかのどちらかを選択しなければならない。サアヤから「その選択肢はないんだよ」と言われたカズ君は、苦悩に満ちた表情を浮かべ、一緒に住むための努力をお互いにしていく必要があると主張。そうでなければ「今と変わらない」と再び強調した。
結局この日も、2人の話し合いは平行線をたどる結果に。「必ずしも同居しなくて良い」と考えているサアヤと、「結婚するなら一緒に住みたい」と願うカズ君。残された時間の中で、2人はどのように折り合いをつけていくのだろうか…?次回、サアヤとカズ君はシチリア島へ。『さよならプロポーズ』#5は、9月21日(土)よる10時~放送される。