10月からの消費税増税を前に、「ドン・キホーテ」はあす14日から30日まで全国384店舗で“赤字覚悟の一大セール”を行うことを発表した。総額で100億円を還元する。
今回のセールでは、すべての客を対象に現金・キャッシュレス関係なく「8%」を値引きする。対象は日用品や家庭雑貨、玩具、カー用品、ブランド品、家電製品(アパレルPBブランドは最大50%オフ)。一方、食料品や飲料、酒類、たばこ、金券、書籍、CDなどは対象外となる。
今回のキャンペーンについてドン・キホーテ広報担当に聞いたところ、「もし100億円を超えても期間中の継続を約束します!家電、ブランド品などはお買い得です」とのこと。
また、消費生活評論家の岩田昭男氏は「毎日使う洗剤などの生活用品、高額なジュエリーや時計、家電製品がお買い得」だとしつつ、「ドンキは大手なので増税後に国からの還元対象外となるため、新たな顧客を得ようとやっきになっている。しかし、狙い通り顧客は増えるだろう」との見方を示した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)