ボーカルダンスグループM!LKの板垣瑞生が主演を務める映画『初恋ロスタイム』(9月20日より全国公開)よりメイキング画像が解禁となった。

2016年に刊行された仁科裕貴による同名小説「初恋ロスタイム」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)が実写映画化した本作。主人公の浪人生・相葉孝司は、ある日<世界の人、モノ、車…あらゆるものが突然静止する>という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。授業中だった孝司だけがなぜか動くことができ、彼は学校を出て街に繰り出すと、自分の他にもう一人動くことのできる少女・篠宮時音に出会う。やがて2人は、毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていく。しかし、その“ロスタイム”には、ある<秘密>が隠されていたのだった―。
幼い頃母親を病で亡くした経験から、諦め癖のついた無気力な日々を送る浪人生・相葉考司を演じるのは、全国ツアー各会場即売の絶大な人気を誇るボーカルダンスグループM!LKの板垣瑞生。映画デビュー作『ソロモンの偽証』で日本映画批評家大賞新人男優賞受賞をするなど、その演技が高く評価され、今年は本作以外にも2本の出演作を控えており、本作で初主演を務める。ロスタイム中に動く事が出来る少女・篠宮時音を演じるのは、歴代最年少で第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」グランプリを受賞、ミュージカル「ピーターパン」10代目主演にも大抜擢された吉柳咲良。2人の遭遇する”ロスタイム“という現象を過去に経験し、この現象の真実を知る重要なカギを握る、本作のもうひとりの主人公とも言える医師役を竹内涼真が演じる。そして監督は、『俺物語!!』(15)や『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(17)といった青春映画を数々手掛けてきた実力派で知られる河合勇人監督だ。

解禁となった写真の中でも目を引くのが、ポスターでも使われ、予告でも話題となっている海辺での板垣と吉柳の眩しすぎる2ショット。同じポーズをとっているかと思えば、板垣が吉柳の頭の上に手を置き ふざけるなど、2人の仲の良さが伝わってくる。また、劇中で吉柳が使用するスケッチブックを2人で楽しそうに見合う学校でのオフショットや、思わず引き込まれてしまう板垣のまっすぐ見つめるカットなどからも現場での和気あいあいとした様子が伝わってくる。さらに、ナチュラルに“壁ドン”をしてしまっている竹内と、可愛らしい吉柳との2ショットや板垣が役者として、一人の人間として尊敬していると言う竹内との仲睦まじいカットもあり、映画本編に負けないほど、爽やかな現場だったことが伝わってくるものばかりだ。




(c)2019「初恋ロスタイム」製作委員会


