ものまね芸人・Mr.シャチホコと結婚したみはる。自身も天童よしみや中島みゆきのものまねで活躍中の芸人だが、なんと夫・Mr.シャチホコは23歳年下。“ほぼ20歳差”婚で結婚したみはるが、『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜21時から放送中)で夫・Mr.シャチホコとの出会いを語った。
SHELLYがMCを務める同番組では、今回「ほぼ20歳差夫婦!」がテーマ。「(歳の差は)全然感じないって言っておいた方がいいのかな……。自分が若いフリをしたいから」と、笑顔を見せ、夫との年の差をあまり気にしていないみはる。2人の出会いはものまね番組。みはるは「ものまね番組で一緒になって、向こうが新人で初登場した。私が中島みゆきさんのものまねでMVPをとったとき、初めて出会った」と出会いを振り返る。
現在は、和田アキ子のものまねで大ブレイク中のMr.シャチホコだが、みはるが初めて出会った頃はMr.Childrenのものまねをしていた。自分から好きになったというみはるは「私がミスチルの大ファンだった。痩せてて、顔も似ていて、かっこいいなって。そうしたらいつの間にか和田アキ子さんになっていた」と笑う。
「タイプはどストライク」だったものの最初は恋愛対象ではなく、「若手なので(自分より)下かなとは思っていた。最初からそこまで恋愛対象としていいなとは思っていなかったです。ただ、いいな、かっこいいなって思っていました」という。
そんな2人にもお互いの年齢を知るときがやってくる。
「自分も若作りしているけど、彼の方がちょっと見た目が老けてて、髪の毛もいい感じにうっすらしていて。正直、一回りは下かなって思っていた。向こう(Mr.シャチホコ)も一回りくらい上かなって思っていたみたい。付き合ってから、二回り違うって気づいた。『そう言えばいくつだっけ?』って聞いたら、そのときまだ(彼が)23歳で、私は46歳。年齢を知ったときはもうガッツリ好きになってしまっていた。『23歳下か。うわー』って思った」
Mr.シャチホコのリアクションは「『うわ!』って驚いていた。向こうもたぶん『上すぎるか?』って思っていたんじゃないか」と話すみはる。それでもお互いの好きな気持ちが勝ち、結婚に至った。
「向こうの親が私よりも上だった。付き合うようになって『お母さん、いくつ?』って聞いたら自分より上の年齢で良かった。(夫には)10歳離れているお姉ちゃんがいて、夫も年上の女性に慣れていた」
やはり、気になるのは相手の家族の反応。某番組の密着取材でMr.シャチホコの親と初めて会ったという。
「最初は親御さんから『そんなに上の人だからダメよ』と言われるのではなくて、『あなた(Mr.シャチホコ)がまだそんなに芸人として一人前ではないのに結婚はありえない。そんなので、みはるさんを幸せにできない』と私の心配をしてくれた。最初はそれで反対された」
みはると付き合っていた頃、Mr.シャチホコは「ヒモだと思われたくない」という気持ちで芸人をやりながらアルバイトをしていた。そして、芸人の仕事に気合いを入れるため、けじめをつけて、結婚。みはるに「土台を固めたいから」と言ってくれたという。
女性が年上だと『子供はどうする?』という話になりがちだが、みはるは「デリケートな部分ですよね。夫の親御さんからはあんまりそういう話をされなかった。内心は言いたかったかもしれませんね。でも、旦那が押し通してくれて。『この人じゃないとダメ!』って言ってくれた」と明かす。
Mr.シャチホコは体育教師になるために日本体育大学へ進学したが、卒業後は幼い頃からの夢だったものまねの世界に。そんな夫はまったく家事ができず、最初はテーブルを拭くこともままならなかったという。みはるは「子育てっぽい感じになってて。ちょっと可愛い」と、不器用な夫だが、どうやらストレスは感じていないようだ。
芸人の仕事がないときもアルバイトに行き、稼いでくれていた夫。最初はみはるの方が収入が上だったが、今では「夫の方が稼いでくれていますね」と逆転。生活費は夫が稼ぎ、みはるは家計を管理しながら、お小遣い制で夫が自由に使えるお金をあげているという。みはるは「初めて彼がテレビに映ったときも、収入が(自分を)超えたときも『頑張ったね!』って2人で抱き合って泣いた」と満面の笑みを見せた。