アニメ「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」(以下、「ロード・エルメロイII世の事件簿」)が、最終回に近づいている。同作で主人公のロード・エルメロイII世を演じる声優の浪川大輔は、1人のキャラクターを年齢ごとに演じ分けており、ネットで称賛の声が寄せられている。
「ロード・エルメロイII世の事件簿」は、三田誠氏による魔術ミステリーが原作。「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベットと同一人物であるロード・エルメロイII世が、魔術師たちの総本山・時計塔を舞台に、魔術と神秘に満ちたさまざまな事件に立ち向かう。
ウェイバー・ベルベットと、ロード・エルメロイII世。声優の浪川大輔は、同一人物を年齢の違いで演じ分けるだけでなく、「ロード・エルメロイII世だが、声色がウェイバーに近くなっている」という絶妙な演技まで披露している。
9月21日より順次放送されている第12話「魔眼蒐集列車 6/6 雷光と流星」では、征服王イスカンダルについて語るロード・エルメロイII世に対して、Twitter上では「ちょっとウェイバーっぽい声なのいいな」「時々、ウェイバー君に戻るエルメロイがすごい好きだわ~」など、反響が寄せられた。
繊細な演技によって、1人の人間の成長や、揺れ動く心情を表現する浪川。ネット上では、視聴者から「毎回浪川さん上手すぎて終わった後で泣きながら拍手したくなる」「ウェイバーからずっと浪川さんでよかった…」「声のトーンで演じ分けてくる浪川さん本当にすげえっす」と改めて称賛の声が寄せられている。
(C)三田誠・TYPE-MOON / LEMPC