23日深夜、AbemaTV(アベマTV)で、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』が放送され、ジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介が独特すぎるネタの作り方を明かし、他の出演者たちの度肝を抜いた。
番組では「キングオブコント戦士が大集合! 2時間コントを語り尽くせSP」と題して、21日に放送された「キングオブコント2019」に出場した、ゾフィー、ザ・マミィ、ジャルジャル、ネルソンズ、わらふぢなるおをゲストに招いてトークを展開した。
ネタの作り方を語り合う中で、小沢一敬は「ジャルジャルは2人でふざけていたら(ネタが)できるんでしょ?」と質問。福徳と後藤は「そうですね」「書いたことないですね」と声を合わせ、いわゆる「ネタ帳」を作らないと告白。井戸田潤をはじめ、ほかの出演者たちから「えー!」という驚きの声が漏れた。 小沢は「8000本もネタがあるって言われているけど、パッとできるのは何本あるの?」とさらに突っ込んだ質問。福徳と後藤は「一応、タイトルだけはメモしてるんです」「なんとなく思い出しながらやっています」と語った。
なんと、大舞台「キングオブコント2019」で披露したネタですら、台本を一切作っていないのだそう。小沢から「書かずにどうやって合わせるの? 稽古で体で覚えていくの?」と聞かれ、福徳は後藤の顔を見ながら、「最初からアレできたよなぁ?」と衝撃の一言。ふざけながらアドリブで始めたやりとりが、いきなりネタとして完成していたと明かし、小沢は「怖い。怖いって」と、信じたくない様子でつぶやいた。 福徳は「『こんな設定があって、こういう話にしようぜ』という話すらしない」と語り、後藤も「(キングオブコントで見せた)あのネタは、ふざけてキャッチボールしていた時に……」と、ネタ誕生時のエピソードを披露。小沢は「ちょっと待って。ジョンとポール?」と、ビートルズの名コンビを引き合いに出し、他の出演者たちも「おそろしいな」「すごいな」と唖然とした表情を浮かべた。
つまりジャルジャルのネタ作りは、2人でふざけている時の長尺のやりとりを、観客用に丁寧に短くまとめ直す程度なのだそう。後藤と福徳は、改めて「だから、ネタ作りの説明は本当に難しい」と説明。小沢は「恥ずかしいよ、ノートに書いている俺たち」とタメ息をついた。
スタジオでも阿吽の呼吸のやりとりを見せたジャルジャルの2人に、小沢は「ちょ、ちょっといい?」「仲いいね」と呆然気味。井戸田も「仲良くないとできないね」と同意を寄せ、小沢は「これはマネできないパターンだな」と、最後は苦笑いするしかなかった。



