声優の内田真礼が、10月2日にリリースした2ndミニアルバム「you are here」について語った。シナリオライターで音楽プロデューサーの麻枝准が作詞作曲を担当した収録曲「Seasons Come, Seasons Go」への思いも明かした。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」水曜日は、下野紘(鬼滅の刃」我妻善逸役や「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役など)と内田真礼(「約束のネバーランド」ノーマン役や「アイドルマスター シンデレラガールズ」神崎蘭子役など)がMCを担当している。10月2日に生放送された同番組では、同日に、「you are here」と、下野の主演映画「クロノス・ジョウンターの伝説」のBlu-ray&DVDが発売されたことが話題に上った。
下野と内田が、お互いをインタビューしあう企画も行われた。下野へのインタビューは、「苦労したシーンは?」など定番の質問をしていたはずが、だんだん「テトリスの長い棒は縦に使う? 横に使う?」や「下野紘にとってテトリスとは?」といった珍質問をぶつける流れになっていった。
内田は、「Zeppツアーを控えているので、6曲中4曲がロックです。それで、しっとりした曲や打ち込みの曲もありつつ。みんなでフロアで盛り上がれる曲を基本的に作りました」と新アルバムについて語った。とくにお気に入りの曲をたずねられた内田は、麻枝准が作詞作曲を担当した「Seasons Come, Seasons Go」を挙げた。内田は、2015年に放送されたアニメ「Charlotte(シャーロット)」で、ロックバンドのボーカル役を演じた。そのときも麻枝准の手掛けた楽曲を歌ったのだが、「歌っても歌っても正解がわからない」ほど苦戦し、「もっと表現できないか」と心残りになっていたそう。内田は、「今回はリベンジじゃないですけど、自分の中で悔しい気持ちを払拭できた」と自信をのぞかせた。
初回限定盤には、MAAYABANDと撮影したミュージックビデオも特典としてついてくる。バンドと一緒に撮影したのは初めてだそうで、「今までになくクールな仕上がりになりました。楽曲と相まって、見ごたえのある作品になったかなと思います」と語った。
「you are here」というタイトルには、「ここが私たちみんなの現在地」という思いを込めたそう。「これを聴いた人や私自身も、さらに大きな1歩を踏み出すために、ここで一度集合しようじゃないかと思って、ツアーのタイトルも『we are here』にしています」と語った。しかし、その後は「日本酒は熱燗とhereどっちが好み?」や「最近here here(ヒヤヒヤ)した出来事は?」といった質問が投げかけられ、内田も思わず吹き出していた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)