好きな男性ができると、とことん貢いでしまう女性たちがいる。彼女たちはなぜ、“ダメンズ”に尽くしてしまうのか。また、女性が貢ぐ“ヒモ男”にはいったいどのような魅力があるのだろうか。
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇～日本一過激なオンナのニュース』（AbemaTV/アベマTV※毎週土曜21時から放送中）では、「私“ヒモ男養成ギブス”です」をテーマに、ヒモ男に貢いだ女性の実態を取材した。
番組の中でものまねタレントのらりるRIEさんは、男性に5年間で約300万円を貢いでしまった過去を告白。今は滝沢カレン似の美女ものまね芸人として注目されているらりるRIEさんだが、当時付き合っていた男性は、売れない舞台俳優だった。
アルバイトはしておらず、収入ゼロのまま舞台俳優で売れることを目指していた男性。らりるRIEさん自身も女優をやっていたが、自身の夢を諦め、彼を全面的に支えようと決めたという。その後、彼が言った「俳優として心を養いたい」の言葉に従い、彼の地元である山梨へと引っ越し、同棲を開始した。
歯科医師であるらりるRIEさんの親は、もちろん交際や同棲に反対。両親から仕送りをもらっていたらりるRIEさんだったが、交際反対をきっかけに親とは縁を切る形で山梨へ。もちろん仕送りはもらえなくなり、らりるRIEさんは山梨で時給1000円の工場で働きながら彼を養っていた。
家事は男性がやってくれたといい、らりるRIEさんに子どもが防犯用に持つようなブザー付きの携帯をもたせ、常に安否確認をしていた。携帯電話の契約名義も電話代もらりるRIEさんが負担する形だが、そんならりるRIEさんに男性は日頃からマッサージをしたり、重い荷物を持ってくれたりするなど「優しかった」という。
恋愛を中心に取材を行う“ラブライター”のミクニシオリさんは、男性のタイプによって貢ぐ女性のタイプも違うという。
「舞台俳優やバンドマンに貢ぐ女性は、自分の目標がわからなくなって、彼の夢に自分の人生を乗せたいと思っている人。自分の人生の目標が、相手の男性の目標になるから貢いでしまう」（ミクニシオリさん）
（▲“ラブライター”のミクニシオリさん）
らりるRIEさんはミクニさんの言葉を聞いて「彼と出会った時期は女優を諦めるタイミングだった」「（彼には）私を踏み台にしていいって言っていた」と共感。
さらにミクニさんは“ヒモ”の定義としてこう話す。
「専業主夫として成り立っていたらヒモではないですね。（女性側が）幸せだったらその男性はヒモじゃない。貢ぐ側の女性が不幸だと感じたらヒモになる。稼いでいる女性からしたら、自分が稼いで男性が家事をやるという関係もありだと思います。ただ、世間的な感覚では女性が男性を養っていると、ヒモ認定されてしまいますね」（ミクニシオリさん）
これを聞いた番組MCのSHELLYも「（男性が）家事をやってくれていたらヒモではないと思う。同棲をして家賃を入れていなくても、仕事をしていなくても、家を全部片づけたり、料理や買い出しを全部してくれるならいいのでは」と話す。
自身も過去に年下のヒモがいたというミクニシオリさん。「私は自分の幸せを自分で決められないタイプだった。友達から『それはヒモ男だよ』と言われて、友達からそう見えるなら幸せではないかもしれないと思って（男性との付き合いを）やめてしまった」と、周りの意見によって関係性を絶った経験を明かした。
（AbemaTV／「Wの悲喜劇 ～日本一過激なオンナのニュース～」より）
（ライター：小林リズム）
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