数々の極貧エピソードを持ち“9頭身ビンボー女優”として知られる緑川静香がAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」に出演。ガチ貧乏エピソードに思わずMCの千鳥も言葉を失うシーンがあった。
同番組10月2日放送回では、様々な苦労をした女性タレントが仕事やプライベートで経験した苦労エピソードをしたためた作文を発表する企画「女の苦労話 のど自慢!」が行われた。出場者は作文を読み終えたあとで当時聞いていた思い出の曲を歌い、エピソードと歌唱を総合して優勝者を決定する。
最初に登場したのは、元アイドルグループ・バニラビーンズのレナ。レナは20代のすべてを捧げたアイドル時代、握手会ならぬ“ビンタ会”“キック会”“防護服ハグ会”といったちょっとスベった特典会をしなくてはならなかった苦労などを語った。続いて女優の黒澤ゆりかが、映画の主演やアディダスのCMなど華々しいデビューを飾ったものの、現在は「見えそうで見えない」をコンセプトにスカートめくりをして写真をインスタに上げる日々だと嘆くとスタジオに笑いが起こった。
次に登場した緑川静香は、極貧の幼少時代を送っていたことを明かしている女優。本企画でも、「5歳のときに父が蒸発。住む家もなく、他人の家の3畳の物置に高校3年生まで住んでいました」とヘビーな作文を読み始めた。その頃の生活のせいで体に染み付いてしまったことで困っているといい、それは「当時食事のメインは公園の雑草で、草や葉っぱを食べ過ぎたため大人になって生野菜サラダを食べたいと思えなくなった」こと。また「トイレットペーパーはひとつの切れ目以上使うと水が詰まると母に教えられていため、今でも詰まるのが怖くてトイレットペーパーを長く使えない」とも明かした。当然、家にテレビなんてものもなく、大人になってからの「あの番組おもしろかったよね」といった話題には、勘で話したり相槌を打っていたそうだ。
涙を笑顔でごまかしながら話す緑川だったが、「現在、実家はお母さんとお兄ちゃんの2人暮らし。64歳のお母さんは今でも介護福祉の夜勤の仕事をしています。お母さんに早く夜勤の仕事を辞めさせて楽をさせてあげるのが私の目標です」というくだりではとうとう涙で言葉に詰まってしまった。これには大悟も「この番組じゃないって、あなたは」と言いながら、自分も涙をこらえるような表情を見せた。
作文を読み終えて歌ったのは、石川さゆりの『天城越え』。緑川は歌唱力も相当なもので、他の出場者と比べはるかにクオリティの高い歌を披露した。緑川の一連のパフォーマンスに千鳥の2人も「ちょっと番組が急に変わりました」「テレ朝のちゃんとした番組みたい」と評していた。
(AbemaTV/チャンスの時間より)
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