10月2日に放送された「岡野陽一の火曜じゃNIGHT ~日本一のぱちんこ・パチスロ芸人が初冠特番!」で、お笑い芸人・岡野陽一が、ホール内で何度となく見かけた「京都のガンジー」と呼ばれたぱちんこファンのエピソードを披露、共演者の笑いを誘った。
岡野は、ぱちんこ・パチスロファンの代表としてMCを担当。音楽ユニット・ケツメイシのDJ KOHNO、パチスロライター・塾長、パチンコライター・しおねえといった、大のぱちんこ・パチスロ好きが、初心者であるお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣、タレント大石絵理に、その魅力を次々と伝えていた。
トークテーマの一つ「愛すべきセンパイぱちんかー」で、岡野が紹介したのは、20歳ごろに暮らしていたという京都での出来事だ。「365日、ホールに通っていたんですけど、そこにいらっしゃった先輩で。ずっと毎日負けてるんですけど、全く怒らないんです。ずっと笑顔で、みんなに優しくて」と、非暴力・不服従を提唱したインドの政治指導者・ガンジーのようだと語り出した。
ある日、その「京都のガンジー」の横に、ガラの悪い客が座り、台を叩き始めたところ「ガンジーが『ちょっと来い』と連れていったんですよ」と、ケンカでも始まるかと思ったところ、「ガンジーが、自分が今まで外した激アツリーチを、バーっと言い出したんですよ。お前はこれで出なくて怒ってるけど、おれは今までこんなのをハズしてきたんだぞって。延々と説いて、非暴力で解決したんですよ」と、本家ガンジー同様に、言葉でその場を収めたという。
岡野はこのエピソードに「その方のおかげで、穏やかな気持ちで打てるようになりました」と、ぱちんこ・パチスロを打つ際の心構えを学んだとしみじみ語ったものの、この話を聞いていた大石は、ピンと来ていない様子。ガンジーについて、大石が「知らないです…」と小声で明かすと、これには岡野も「そのパターンは、考えてなかった!」と愕然。初心者にも響くエピソードで“大当たり”と確信した瞬間の、まさかの“はずれ”にも、スタジオは平和な笑いに包まれていた。
(AbemaTV/SPECIALチャンネルより)


