中国で『#FR2』の“本格パクリブランド”登場に石川涼憤り「とんでもないよね!」
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 先月26日、『株式会社ニシノコンサル』(AbemaTV)が放送され、ファッションブランド『VANQUISH』『#FR2』の創設者である石川涼氏が“パクリブランド”の出現に怒りを顕にした。

 今回は、同番組のブレーンとしても出演する石川氏が相談者として登場。現在、中国で#FR2のパクリブランドが出現しているといい、「露天で売っているようなものではなくて、本格的なヤツ。これまでもその都度対応してきたけど、今回のは本格的」なのだとか。ブランドだけでなく“石川氏の偽者”も出現しているという。

中国で『#FR2』の“本格パクリブランド”登場に石川涼憤り「とんでもないよね!」
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 さらに、“偽#FR2”のファッションショーや展示会が開催され、一部の情報によると受注した金額は100億円にも上るという。数店舗がオープンを控えているそうで、石川氏は「とんでもないよね!」と問題の大きさを嘆いた。

 石川氏の担当弁護士である小野寺良文弁護士は「民事上の請求権は少なくともある」と指摘。しかし、相手を訴える上でいくつか懸念材料もあるという。

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 一番の問題は中国で『#FR2』の商標が取られたこと。#FR2の世界展開を想定し、当初から中国で商標登録を申請していたが、デザイン上の問題で審査が認められなかったという。「どんな手段を使ったのか分からないけど、僕ら(本家)が商標を取れない時に偽物が取っちゃった」と石川氏は語る。

 「どの国でも他人の有名な商標は勝手に取得してはいけないというルールがある」と小野寺弁護士は説明。しかし、中国本土内で有名でないと審査が弾かれる場合もあるそうで、「そういう国は結構ある」と説明した。

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 今回の騒動を受けて、石川氏はInstagramで日本語・英語・中国語の3言語で声明文を発表。この声明が中国では大きな反響を呼んだといい、「彼らに(裁判で)勝ちたいっていうのはあるんですけど、先にやらなければならないのはまずは騙される人を1人でも少なくすること」と、自身の力だけでなく中国のファンの協力を得て偽物を排除することが必要だと語った。

 なお、番組でも放送後に「#FUCKTHEFAKEFR2」のハッシュタグを付けてツイートする運動を呼びかけ。翌日、石川氏は自身のTwitterで「お陰様で上海などの偽店舗は公安の捜査が入りオープン出来ず退店したようです。引き続き世界に向かって頑張ります!」と投稿し、問題解決に向かって前進していることをファンに向けて報告した。

動画:“偽#FR2”が行ったファッションショー(1:21:40~)

中国で『#FR2』の“本格パクリブランド”出現
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