10月12日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』#8が放送。遠距離恋愛中の婚約者・サアヤ(29)との結婚を約1年待ち望んできたカズ君(26)から、初めて後ろ向きな発言が飛び出した。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に“結婚する”か、“別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、第8話はゲストに辻希美、りんたろー。(EXIT)、桃を迎えて放送された。
兵庫の外資系企業に勤めているカズ君と、東京のモデル事務所に勤めているサアヤ。2人は約1年前に婚約したが、その後サアヤの仕事が増加し、東京を離れにくい状況に。イタリアを訪れてからも2人の話し合いは平行線をたどっていたが、シチリア島へ上陸した5日目、サアヤはついに「結婚しないでおく?」と発言。さらに、自分と向き合うため別行動を希望した。
しかし3時間ほどが経つと、サアヤは早くもカズ君が恋しくなってしまった様子。「自分で言っといてアレなんですけど、もう無理です。カズ君に会いたいです」と言い、カズ君がいるビーチへ。カズ君を見つけたサアヤは一目散に走って行き、全身で喜びを表現するかのように、飛びついてハグ。2人はその後、何度も固く抱きしめ合っていた。
だが、レストランへ場所を移し、結婚をめぐる話し合いに突入すると、先ほどまでのラブラブモードから一転、苦悩に満ちた表情を浮かべ、しまいには涙を流す2人の姿があった。
カズ君が兵庫で一緒に暮らすことを望む一方で、サアヤは別居婚という形になったとしても、東京で仕事を続けたいと考えている。自らの希望により、一人の時間を設けたサアヤだったが、この難しい問題に対する答えを出すことは出来なかったと言い、「あともうちょっとだけ時間が欲しい」と訴えた。
するとカズ君は、いつになく思い詰めた様子で、自分の中にある想いを吐露し始めた。これまでカズ君は、一定の期限を定めて、同居に向けて互いに努力をしていこうと提案してきたが、サアヤはこの案にも、曖昧な反応を示していた。このような状況を受け、カズ君は、期限を設けないのであれば「今と一生変わらん」と断言。さらに「婚約して一年以上経って、ずっと同じ状況」と不満を漏らし、このままでは結婚して何年が経っても、状況は変わらないはずだと主張した。
サアヤが東京を離れたくないのであれば、同居するためには、カズ君が東京の企業に転職する必要が出てくる。カズ君はその選択肢も検討したそうだが、「まだ辞めたくない」という想いが強いと言い、「この気持ちってサアヤも思ってるんやろな」とサアヤに共感を寄せた。
そして「まだ東京で頑張りたいのに、期限を決めたばかりに、その選択をしてもらうわけやんか。なんかそれって、結婚が邪魔をしているというか。一緒に暮らすことが、2人の仕事とか目標とかを邪魔してるなって思って」と、率直な心境を吐露。カズ君の口ぶりからは、覚悟を決めた様子が感じられた。
さらに、カズ君は「結局振り出しに戻った。何も解決にはなってない」と現実的な意見を口にしながらも、期限を定めたり、お互いがやりたい仕事を諦めたりする方法は「無しにしようか」と提案。サアヤは目を潤ませながら黙ってうなずき、カズ君も涙を拭った。
「まさかカズ君の口からそういう提案が出てくると思わなかったから、嬉しかった」と、涙を堪えながらカズ君の提案を喜ぶサアヤだったが、果たして2人が最終日に出す答えとは…?次回、カズ君とサアヤは、ワイン工場で感涙の出会いを果たす。『さよならプロポーズ』#9は、10月19日(土)よる10時~放送される。