「あゆは孤独な少女だった」『M』著者が語る浜崎あゆみがデビュー曲に込めたマサへの想い、歌詞を解説
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 9月2日にAbemaTV(アベマTV)で放送され好評を得た『ガチハヤリ選挙2019』。その延長戦が10月12日、放送された。今回は書籍にターゲットを絞り、GENERATIONSがこれからガチで流行ること間違いなしの“ガチハヤリBOOKS”を学ぶことに。

 音楽芸人・グランジ遠山がプレゼンしたのは、『M~愛すべき人がいて~』(幻冬舎)。大ヒットソングを多数生んだ平成の歌姫・浜崎あゆみ(作中・あゆ)と、エイベックスの創業者である音楽プロデューサー・松浦勝人氏(作中・マサ)の2年間にわたる大恋愛をベースにしたストーリーが話題となり、すでに書籍として大ヒット。ドラマ化も決定した話題作だ。

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 この小説を、著者・小松成美さんが解説。本にまつわる裏話や、浜崎の歌詞誕生のエピソードなどが明らかになった。この本を書くにあたり、昨年、浜崎と松浦氏から「文芸作品にしてほしい」という依頼を受けた小松さん。執筆にあたり、1年間にわたるインタビュー取材が行われたという。

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 小説『M~愛すべき人がいて~』で描かれた1998年~2000年の間に、浜崎はなんと19曲を発表。小松さんは「浜崎さんが書いた歌詞は、すべて松浦さんへのラブレターだった」と説明し、中でも最も心情の込められた6曲『poker face』『Trust』『Boys&Girls』『appears』『SEASONS』『M』をピックアップした。

 六本木にあった超大型ディスコ・ヴェルファーレで、「マサ」こと松浦さんに出会った浜崎。そこで恋心を抱いた浜崎が、松浦氏から作詞を勧められ、未経験ながら書き起こしたのがデビュー曲『poker face』(1998年4月8日発売)だった。

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 遠山は「このデビュー曲でもう、あゆはマサへの密かな恋心を綴っている」とプレゼン。小松さんは「いつだって泣く位簡単だけど笑っていたい 強がってたら優しささえ忘れちゃうから素直になりたい あなたの愛が欲しいよ」という部分に注目し、「プロデューサーとシンガーというプロフェッショナルな立場同士だったけど、心の中では『あなたの愛が欲しいよ』と何度も叫んでいるんです」と解説した。

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 小森隼は「切ないですね。『泣く位簡単だけど笑っていたい』の部分を見ると、心を隠していたんだなと」と感想をポツリ。浜崎が当時まだ10代だったと聞いて、一同「10代!?」と改めて衝撃を受けていた。

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▶動画:『ガチハヤリ選挙2019』「M~愛すべき人がいて~」を読み解く

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