『全裸監督』で話題の村西とおる監督の人生が『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で紹介される。
テレビ朝日とAbemaTVでは10月21日から『テレビ朝日×アベマTV秋のリレーーーー→WEEK』と銘打ち、AbemaTVとのコラボを実施中。テレビ朝日の看板バラエティー5番組が地上波放送終了直後から『Abemaビデオ』へとバトンタッチ、そのまま続けて配信オリジナル企画をお届けしていく。
21日に、トップバッターを務めるのは『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。これまで、偉人の生涯から教訓を学ぶ企画『しくじり偉人伝』を多々紹介してきた当番組だが、今回はAV業界の“偉人”ならぬ“異人”、村西とおるを紹介する。
今回の放送を記念し、AbemaTVの公式Twitterでは視聴者から「村西監督に聞いてみたいこと」を募集。実際に寄せられた質問から、村西氏からコメントが寄せられた。
村西とおる、人生で一番気合いを入れた企画は?(視聴者QA)
【視聴者質問】一番充実感を感じるときはどんなときですか?
村西:自分が「何者であるか」は自分が決めることではありません。他人の評価によって、自分がどういう存在であるかの評価が定まります。
周囲から「監督と同じ時代に生まれてよかった」の言葉をいただくことがあります。私は“昭和最高の愚か者”と言われている立場ですが、そんなとき、これ以上もないエクスタシーを味わうことができます。
【視聴者質問】人生で一番気合いを入れた企画は何ですか?
村西:やった感があったのは、真珠湾上空にかつてのゼロ戦と同じ軌跡をたどり、飛行機上でファンタスティックなシーンを撮りながら突入したことです。
太平洋戦争で戦死した父親の弟3人と、母親のたった1人の弟への鎮魂の映像となりました。当時、まだ日本人に鬼畜米英の怨念の残っていた時代でもありました。
その結果、FBIに逮捕され、懲役370年の求刑を喰らうことになってしまうのですが、懲役上等の気分でした。
【視聴者質問】今のAV業界に足りないこと、これからのAV業界に必要なことはそれぞれなんでしょうか?
村西:日本人がかつて誰も見たことがない性の狂態と、めくるめく興奮を見せることが自分たちエロ事師の存在の意義との考えでやってきました。
そうした感動をお客様にお届けすることで自分たちの存在が許されているのですが、この頃は「ダメなら居酒屋かコンビニの副店長になればいい」のジプシー根性の持ち主が多すぎると感じています。
何事にも「なぜ自分がその仕事をしているか?」の理念が必要です。たかがエロ、されどエロ、なのでございます。
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