脳動静脈奇形の手術を終えリハビリ中の俳優・間瀬翔太が15日に更新した自身のアメブロで、治療後の収入についてつづった。
この日、間瀬は今回の記事内容について「【脳動静脈奇形】を【開頭手術】した人間の話しだと思って読んで下さい」(原文ママ)「【俳優】という特殊な仕事なので、もしかしたら皆さんのお役に立てない可能性もあります」と前置きしたうえで、「難病治療後の収入」について言及した。
間瀬は入院期間の1か月について「この時期も僕は収入はありました」と明かし、その理由について「芸能界は一般職と違って給料が翌月に入る事はあまりありません」と説明。しかし続けて「ただ、問題なのは退院してからですよね」と述べ、「出血後の治療であった場合は、もしかしたらリハビリや通院があるかもしれないので、直ぐには働けません」「開頭手術だった場合は確実に1ヶ月は安静期間だと思います。出血してたら尚更」とつづった。
退院してからもうすぐ2か月になる自身について、未だ体調に不安定なところがあると明かすも、「ただ、これだけは芸能界の良かった所で、退院後にきた仕事は1時間以内に終わる撮影やインタビューでした。なので僕の場合ギリギリですが、生活出来ています」と説明。しかし、病院への交通費や治療費、薬代、コンビニなどでの買い物が意外と出費になるといい、「普段なら全然気にならない出費なのですが、退院後は僕は収入が激減したので、貯金から徐々に出している感じです」「おかげで出費は入院前の、30分の1以上に減りました!」と説明した。
一方で、「収入はそれ以上に減りました」「仕事を5つ以上失いました。全てこの病がきっかけでした」と明かし、「それだけで無く、他にも決まっていた仕事が突如無くなったり。番組を終わらせますと入院中に連絡がきたり。本当に悲しくなる報告が入院中に数回ありましたね」と回想。しかし、逆にオファーをしてくれたプロデューサーもいたといい、「その言葉にどれぐらい助けられたか」「何があるか分からないのが現実です。実際に僕もこんなに現状が変わるとは思いませんでした」と述べた。
しかし、ブログの最後で間瀬は「ただ、この難病に掛かってから増えた新しい仕事や仲間と言う繋がりも出来ました。これだけ弱ってからも、拾ってくれる人がいる、凄く暖かいですよね!!」と述べ、「今も毎日どうしようか悩み中ですが、日々頑張って生きていこうと思います。ただ本当に難病と言うのは「病気」の怖さだけではない事を知って欲しくてブログにアップしました!!」と自身の体験を公開した心境についてもつづった。
この投稿に「手術って確かに費用がかかりますよねぇ」「医療費も切実なお悩みですよね。大病をすると収入が減るのに、医療費の自己負担や生活費が本当に大変ですね」「今は、仕事が減ったりしてるだろうけど、間瀬さんの人間性なら、逆に、誰にもなし得ないお仕事と、今後たくさん巡り会えると思います!」などのコメントが寄せられている。