10月19日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』#9が放送され、結婚するか、別れるかを決める“決断の旅”の道中で、シチリア島の教会に立ち寄ったフミヤ(26)とカナミ(27)が、2人そろって涙を流す展開に。フミヤ自ら手を繋ぐことを提案する場面も見られ、カナミは結婚に期待を寄せた。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に“結婚する”か、“別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、第9話はゲストに高橋ユウ、山内健司(かまいたち)、桃を迎えて放送された。
最終決断まで残り3日と迫ったこの日、フミヤとカナミはシチリア島のパワースポット「サンタ・ロゼリア洞窟教会」を訪れた。
この教会では、洞窟から滲み出る“聖なる水”を飲むと、願い事が叶うとされている。常に仕事第一のフミヤ。この時も教会への道すがら、「仕事の運気を上げたい」と発言し、カナミは「仕事の運気のために私を連れてきたの?」と不服そうだった。
しかし、そんな2人に変化が現れる。教会内に足を踏み入れると、フミヤとカナミはその神聖な雰囲気に息をのんだ。2人は神父の案内で教会を見学し、“聖なる水”を口にした。当初は仕事運アップを望んでいたフミヤだったが、神父の言葉に従い、水を飲む時は無心だったという。
教会を出る頃には、2人ともすっかり心が洗われた様子。フミヤは「手を繋いで出ようか」と提案し、カナミの手を取り、教会の外に広がる絶景を眺めた。「来れて良かった」「一緒に来てくれてありがとう」としみじみ話すフミヤだったが、この後さらに、思いがけない展開が待ち受けていた。神父が2人のために、祈りを捧げてくれたのだ。イタリア語のため、神父の言葉は一言もわからなかったが、それでもフミヤの目からは、涙が溢れ続けた。
「涙はその人の偉大さの印です。泣くのを止めないでください」「涙を流せる人に嘘はありません」という神父からの言葉に、フミヤは泣きながらうなずいた。同じくカナミも涙を流し、心を揺さぶられた様子だった。
神父と別れた後も、フミヤの涙は止まらなかった。自分でもこんなに泣くとは思っていなかったようで「こんな泣いたのいつぶりだろう…」「いやぁ、びっくりした」と、予想外の事態に驚愕。フミヤはその後のインタビューでも「今まで生きてきた中であそこまで泣いたっていうのは、数えきれるくらいしかなくて」と話していた。
一方のカナミは「神父さんのおかげでもっと距離が縮まった」「本当に良かった」と笑顔。旅行中、フミヤの方から手を繋ごうとしたことはこれまでなかったと言い、「フミ君の気持ち的にも良い方向に進んでいるから、積極的に手を繋ごうって言ってくれたんだと思います」と、嬉しそうな様子を見せていた。
この出来事がきっかけとなり、結婚に向けて前進するかと思われたフミヤとカナミだったが、最終決断が翌日に迫る中、破局の危機に直面することに…。『さよならプロポーズ』#10は、10月26日(土)よる10時~放送される。