19日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、「解離性同一性障害」いわゆる多重人格者であるharu氏が、自身の脳内で開かれているという「有識者会議」について語った。

多重人格者・haru氏、10人の人格が常に脳内で話し合う“会議”を語る「最近揉めたのは選挙」
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 普段はマスク姿でメディアに出演するharu氏だが、今回は素顔で登場。テレビに出演するのは初めての経験で「メッチャ緊張しています」とはにかんだ。

 竹山が出演理由について聞くと、haru氏は「番組スタッフからDM(Twitterでのダイレクトメッセージ)をいただいて、面白そうだったので」と、いきさつを説明。その後haru氏の頭の中で「有識者会議」が開かれ、出演に至ったという。

 自身の「主人格」以外に10の人格が内在しているというharu氏。その人格のいくつかによる「有識者会議」は頻繁に開催されるとのこと。今回の話し合いでは、まとめ役である「洋祐(23歳)」の人格に対して、慎重派の「圭一(25歳)」はメッセージの送り主が本物かどうか見定めることを重視。一方でポジティブな性格の16歳、女性の人格である「結衣」は出演に前向きだったという。

多重人格者・haru氏、10人の人格が常に脳内で話し合う“会議”を語る「最近揉めたのは選挙」
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 この「有識者会議」のおかげで、ノート1つを買うのも大変なのだという。「結衣」が「キャンパスノートは嫌」と言うと、「圭一」は「糸綴じのA5サイズ」を要求。視覚過敏だという「悟(13歳)」は、真っ白のノートだと光の反射で見えづらいため、クリーム色を希望するなど、さまざまなリクエストがあるそうで「全部を満たすノートってなかなかないんです」「いちいち買い物が大変」と苦労を語っていた。

 さらにharu氏は、最近一番揉めた議題について「ちょっと前ですけど、参議院選」と、投票権は1票しかないなかで「有識者会議」での意見が大いに割れたことを明かしていた。

▶動画:理系の人格、子供の人格、嵐ファンの人格…多重人格・10人の自分(1時間20分頃~)

多重人格・10人の自分~
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