19日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、「解離性同一性障害」いわゆる多重人格者であるharu氏がゲスト出演し、人格が入れ替わる状況について赤裸々に語った。
現在23歳のharu氏は、3歳頃にはすでに「(知らない)お兄ちゃんの声」が頭の中で聞こえていたそうで、のちに主治医からそれが「交代人格」だと告げられたという。
その「お兄ちゃんの声」はharu氏に「それはしちゃ駄目だよ、今はこういうことをする時間だよ」などの指示を与えてくれたそうで「今から思えば『洋祐』君だった」と、現在では他人格たちのまとめ役となっている「洋祐(23歳)」の人格との出会いを振り返った。
他人格の名前や年齢は、主治医やカウンセラーに教えてもらうことによって知るのだという。他にもharu氏は「自分で書いてくれたりとか、交換日記じゃないですけど」と、メモ書きなどで知ることもあると解説した。
名づけについてharu氏は「多分、僕(主人格)が無意識につけているとは思うんですけど、僕自身はその記憶がないし、自覚もない」として、名前を見たときに「そんな人がいるのか」と思うのだと説明。
人格が入れ替わった際の記憶は、あまりないというharu氏。意識があっても「『自分じゃないけど体が動いてるな』みたいなときはある。(そのときのことを)覚えてはいるんですけど、ドラマを観ている感じです」と、「他人ごと」の状態なのだと解説して竹山を驚かせていた。



