歌手で女優の中島美嘉が、11月8日(金)23時15分~放送(※一部地域を除く) のドラマ『時効警察はじめました』第4話(テレビ朝日系)に出演することが明らかになった。
時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件を捜査するシュールな脱力系コメディーミステリー『時効警察』の最新シリーズ『時効警察はじめました』第4話のメインゲストは中島美嘉。第4話では霧山が25年ぶりにリメイクされる“長回し1カットのゾンビ映画”にまつわる時効事件を捜査。撮影中に監督の唐沢浩一郎(津田寛治)が殺された本事件において、最有力被疑者となる主演女優・折原千香子を中島が演じ、衝撃の時効警察デビューを飾る。
中島、ダサかわいい全身メロン姿を披露
さらに、中島は劇中で“衝撃の被り物デビュー”も飾ることに。彼女が演じる千香子は25年前のゾンビ映画でブレイクし、一気にスターダムを駆け上がったものの、今では仕事が激減…。最近の代表作といえば、映画でも連ドラでもない「メロンのCM」という状況なのだ。その際の衣装が、頭部をふかふかに優しく包む完熟マスクメロンの被り物に、マスクメロン柄の胸パット、メロン色で統一した薄手のトップス&タイツ、差し色感覚でちょっと濃いグリーンのミニスカートと、かなり本気の仕様。中島は「被り物が初めてだったので、衣装合わせからテンションが上がっていました(笑)」とノリノリで、メロン・コーデも楽しんだという。
中島美嘉(折原千香子・役) コメント
――『時効警察はじめました』へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
もともと『時効警察』を見ていたので、オファーを頂いたときはビックリしつつも、うれしかったです。あと、自分にちゃんとやれるかなって、不安もありました(苦笑)。私はドラマの経験がたくさんあるわけじゃないので、どんな作品でも毎回出演するたびに、不安が付きまとうタイプなんです。
――折原千香子を演じるにあたっては、どんなイメージのもと、何を心がけて臨まれましたか?
台本を読ませていただいたときに、だいぶ大御所感のある話し方でセリフが書かれていたんです(笑)。なので、どういう言い回しにすればいいかな…など、細かい部分で悩みましたけど、現場で皆さんがとても優しく教えてくださったので助かりました。オダギリ ジョーさんも今回が初共演でしたが、すっごく落ち着かれた方で、オーラがとても優しいというか…。安心させてくださる方でした。
――劇中では、メロンの被り物をかぶって額から“メロンビーム”を発射するCMをはじめ、いろんな顔を見せてくださいますが、撮影してみていかがでしたか?
メロンのCMに関しては、被り物が初めてだったので、衣装合わせからテンションが上がっていました(笑)。メロンビームの動きも“新しい自分な感じ”で、本気で楽しみました(笑)。あと、千香子が女優としていろいろな役をやっているときのイメージシーンの撮影もあって、それも印象的でした。
――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
私自身も撮影をしながら、「とてもコミカルな中に、見どころがたくさんあるドラマだな」と感じて、すごく楽しませてもらいました。皆さんもどうか楽しんで、最後まで見ていただけたら、うれしいです。
『時効警察はじめました』第4話(11月8日放送) あらすじ
長回し1カットで撮影した異色のゾンビ映画『ロマンティックを止めるな』が、25年ぶりに同じキャスト&スタッフでリメイクされることに! この話題に刑事課の彩雲真空(吉岡里帆)は異様に興奮。一方、先輩刑事・十文字疾風(豊原功補)は渋い顔をする。というのも元祖『ロマ止め』は、撮影中に監督・唐沢浩一郎(津田寛治)が殺される事件が発生。十文字らの捜査もむなしく、時効を迎えたのだ。
この事件を“趣味”で調べることにした霧山修一朗(オダギリ ジョー)は助手の三日月しずか(麻生久美子)と共に、まずは映画のマスターテープを鑑賞。映画は棺を開けた主演女優・折原千香子(中島美嘉)の驚愕の表情で終了するのだが、なんとマスターテープにはその直後…棺の中から唐沢の刺殺体を発見し、混乱する現場の様子も記録されていたのだ! 当時、現場には唐沢の筆跡で「俺は自殺する」と書かれた台本もあったが、警察は傷の痕などから他殺と断定。前夜には千香子が唐沢に向かって「殺してやる!」と叫ぶ姿も目撃されていたため、疑惑の目は千香子に向けられた。だが、ここで捜査に大きな壁が立ちはだかる。実は、唐沢は映画の冒頭に出演。つまり、殺されたのはカメラが回り続けていた70分の間ということになる。しかし、千香子が映画のフレームから消えたのは3分間のみ…。この“空白の3分間”に犯行を完遂するのは不可能と言っても過言ではなかった。
霧山はさらなる捜査のため、ゾンビエキストラのオーディションを経て、オリジナル版とまったく同じ場所で行われるリメイク版の撮影に参加。やはり千香子が一番怪しいと考え、検証を試みる霧山だが、やがて出演者の一人が大真面目な顔で「犯人は幽霊です」と言い出して…!?