やたらと卑屈でネガティブな発言ばかりしている、プライドが高すぎてなにをするにも傲慢な態度……などなど、周りにこんな人がいたとしたら、それは「こじらせ女子」かも。できれば関わりたくないけれど、もし友達や恋人がこじらせていたのなら“こじらせの森”から解放してあげたい。

 そこで、恋愛・婚活に勝つための情報サイト『愛カツ』の編集長で、恋愛や結婚を科学的・統計的な視点から分析・解説し、様々なメディアで活躍する新上幸二さんに「こじらせ女子をこじらせの森から脱出させるための方法」を聞いた。

1. 交流関係を広げて変な価値観を指摘してもらおう

 「自分の変な部分を指摘してくれるような交友関係を持つといい」と新上さん。昔は飲みにケーションという言葉があったように、先輩と後輩が仕事以外でも交流するのが当たり前だった。しかし今はパワハラ、セクハラの原因にもなりかねないので、世代を超えた飲み会は減っており、若者は同じ価値観同士で固まってしまう状況にある。これがこじらせを増加させる原因の一つだという。「価値観、上下関係の断絶は、こじらせを増やす原因。広いつながりがあると、自分がこじらせているという気付きを得るチャンスになる」(新上さん、以下「」同)。こじらせ女子が周囲にいたら、新しい環境に誘ってあげて。

2. 異性の友達を多く持つべし

 「交流関係を増やす場合に、特にお勧めしたいのが異性の友達。彼氏ではなくて友達というのが重要」。同性同士だと指摘しにくいようなことでも、異性だと軽くツッコむような形で伝えることができる。また、同性から言われるとムカッとするような言葉も、なぜか異性だと受け入れられるのだとか。

3. こじらせの先輩を反面教師にする

 「こじらせたまま年齢を重ねてしまった人と話してみるのも手。私が実際に相談を受けたアラフォーのこじらせ女子さんは『恋人は年下じゃないとダメ』が口癖で『若さを保つためには若いエキスが必要』だと話していました。20代のこじらせ女子がこれを聞いたらどう思うでしょうか」。10年20年、こじらせたままで年を重ねたら自分はどうなるか、他人の目からどう映るのか、想像するだけでもこじらせの森から脱出するきっかけになるかも。

 こじらせ女子について新上さんは「こじらせには必ず理由がある」と指摘。「多くの場合、育った家庭環境によるトラウマが原因となる。周囲にこじらせている人がいたら、ただプライドが高いだけ、ただ暗い奴と真っ向から否定しないで。こじらせの森から抜け出す方法を教えてあげては」とアドバイスする。

 AbemaTVでは、そんなこじらせ美女の恋に密着した、恋愛リアリティーショー『こじらせ森の美女』を、11月2日(土)23時より放送。こじらせた5人の美女たちを”こじらせ森”から救う男性が現れ、果たして恋愛は生まれるのか!?


▶︎『こじらせ森の美女』は11月2日(土)23時~放送

こじらせ森の美女 #1
こじらせ森の美女 #1
愛カツ
愛カツ
恋愛・婚活に勝つための情報サイト・恋愛相談掲示板【愛カツ】