お笑いタレントの千原ジュニアが、同じ吉本興業所属のお笑いコンビ・チュートリアル徳井義実さんに関する所得隠しと申告漏れに端を発した活動自粛に言及し「ちょっと理解しがたい」と発言。そのうえで一連の報道を巡って、一つの疑問を投げかけた。
お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんが設立した会社が2018年までの7年間で約1億2000万円の申告漏れなどを指摘されていた問題において吉本興業は26日、徳井さんが活動を自粛すると発表。また、徳井さん自身も「この度は、私の税金に関する問題において、世間の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をかけ、不信感を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私自身深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました。これからは、あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております。本当に申し訳ございませんでした」とコメントを発表している。
27日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』でMCを務めた千原ジュニアは、今回問題になっている所得隠しと申告漏れについては「ちょっと理解しがたい」と感想を述べる一方、一連の報道を見て感じている疑問を投げかけた。
「この番組的な『的外れ』な言い方をすると、『チュートリアル徳井さん、1.3億円所得隠し』『徳井義実さん、活動自粛』なのに、『篠田麻里子、妊娠』。この“さん”づけと呼び捨ての基準が分からない。『道端アンジェリカさん、書類送検(その後、不起訴が確定)』も同じ。報道機関におけるルールなのか、おめでたいことが呼び捨てで、なぜ悪いニュースが“さん”づけなのか。この“さん”の行方を知りたい」
すると元日経新聞記者の作家・鈴木涼美氏は「芸能記者が書いているか、報道記者が書いているかの違いだと思う」と私見を述べると「これは事件だから、新聞の記事をネットに引っ張っている。日経新聞であれば、氏を使って“さん”づけで書いているはずだ。スポーツ記者は親しみを込めて呼び捨てにすることもある」と疑問に答えた。
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