ケンコバ「あのときのビートルズや!」蒼井そらの中国初上陸エピソードに大興奮
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 蒼井そらが『激レアさんを連れてきた。』に登場。中国初上陸時の大パニックを振り返った。

 Abemaビデオでは、テレビ朝日のレギュラー番組『激レアさんを連れてきた。』の完全オリジナル企画である“特別版”を配信中。

 今回登場した「激レアさん」は、日本のみならずアジアで女優・歌手・タレントとマルチに活躍する蒼井そら。「中国で知られている日本人ランキング」(新聞通信調査会「メディアに関する全国世論調査」2015年)で1位の安倍晋三、2位の山口百恵に並んで3位にランクインするなど、セクシー女優からアジアの大スターとなった蒼井は、一体なぜアジア圏の“女神”として絶賛されているのだろうか。

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 蒼井の人生が大きく変わる始まりの出来事は、2010年4月11日に起こった。目が覚めると自身のTwitterに1万件ほどの通知が届いており、それはほとんど中国人からだった。当時はTwitterの流行もそこまでではなく、蒼井そらでもフォロワーは2000人程度。さらに中国国内で蒼井そらの作品は販売されておらず、ネット上の情報も規制されていた。

 これは中国で海賊版をこっそり楽しんでいた“蒼井そらファンガチ勢”が蒼井のTwitterアカウントを発見したことが発端。蒼井のTwitterには中国人から「女神様だ! あなたの努力はノーベル賞の価値です!」「日中交流の偉大な進展です!」などのリプライが続々と届いた。

 中国にファンがいると思っていなかった蒼井は驚き、感謝の気持ちを込めて翻訳サービスを活用し中国語で御礼のメッセージをツイート。当時は有名人と直に繋がれるという特長を持ったSNS文化の黎明期だったこともあり、非常に大きな反響を呼び、それがさらなる中国内での人気につながった。

 その後4月14日、中国で青海(チンハイ)地震が起こる。この地震で約2700人の死傷者、1万2000人以上の負傷者を出した中国に蒼井は「自分にも何かできることはないか?」と考えた。

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 売上を義援金として全額寄付するチャリティコンテンツを販売すると、1カ月も経たないうちに、中国国内では「蒼老師」という呼び名が定着。「老師(ラオシー)」は中国語で先生や師匠という意味。“性の達人”の意味合いも含めて中国のファンたちが呼び始めた。

 また、中国語で「セクシー」は「性感」と書くため、「性感老師」と呼ばれることもあったという蒼井。ケンドーコバヤシは「すれ違いざまに、“気づいたら抜かれている”感じの達人では?」と大盛り上がり。

中国のモーターショーで大パニック! 最前列のファンが失神状態に?

 そして2011年4月、蒼井そらは中国で開催されたモーターショーに招待された。蒼井がついに中国初上陸となったが、ここで大パニックに遭遇してしまう。

 旅客機のタラップに出ると一斉に無数のフラッシュが待ち構えていた。大量のファンが待っているかと思いきや、それは仕事を放棄した空港職員の群れだった。

 警備員も蒼井そらをガードしつつも「半分セルフツーショット」のような状態で、ターミナルへの移動車両にも現地スタッフだという中国人がすし詰めの大混乱。車両のそばを固めていた警備員に助けを求めてもセルフツーショットに忙しく無意味だったとか。

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 そしてモーターショー当日、混沌は最高潮に。キャパ500人程度の屋外会場に数千人のファンが押しかけ、イベント開始前から“蒼老師コール”をしていた。客の事故発生を危惧した運営がガードマンを16人に増やしたが、結局みんなセルフツーショットを狙っており蒼井そらをステージに上げることに手間取り、イベントの開始が2時間も遅れてしまった。

 いざイベントが開始するとステージに向けてファンが殺到。蒼井は「最前列のファンがほぼ全員失神寸前になっているのが見えた」と振り返り、ケンドーコバヤシはその熱狂的な盛り上がりの様子を「あのときのビートルズや!」と大興奮。

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 しかし、このままでは大事故につながると判断した運営側がイベントを3分で中止に。蒼井はこのイベント出演を機に「中国で頑張りたい! もっと中国ファンの声援に応えたい!」とあらためて決心した蒼井。

 燃え尽き症候群に陥っていた蒼井の心は、中国という新たなフィールドで頑張ってみようと強く願うようになったのだった。

(AbemaTV/『激レアさんを連れてきた。』より)

▶︎本編:蒼井そら、中国で“筆おろし”? 微博フォロワー1900万人突破で「もう国家だよ!」(期間限定)

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