アイドルグループ仮面女子の猪狩ともかが、10月29日「第32回東京国際映画祭」内で行われた映画『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』(2020年1月17日公開)のトークイベントに出席した。
本作は1964年に開催された東京パラリンピック大会の記録を映した幻のドキュメンタリー。一足早く作品を鑑賞した猪狩は、「白黒の映像と音楽に、すごく昔を感じて、今のこの令和の時代から一気に昭和にタイムスリップしたような気持ちになりました。私も今、パラリンピックのお勉強をしているので、その貴重な映像が観れたことがうれしかったです」を笑顔を見せた。
当時の映像を観た猪狩は「映画のなかで競技をしているシーンが映っているんですが、みなさん普段使っている車椅子に乗ってバスケットボールや陸上をしていたことにすごくびっくりしました。今はみなさん競技用の車椅子と使い分けているので、昔は(競技用の車椅子が)なかったんだと気づきました」とコメント。
そして来年に開催を控えた2020年東京パラリンピックについて「今はオリンピック・パラリンピック開催に向けて、国民の皆さんも、バリアフリーだったりパラスポーツだったりと関心が高まってきていると思うんですけど、2020年のパラリンピックが終わったからといって、そこで皆さんの意識が切れることなく、2020年以降もさらにどんどんよくなっていけばいいなと思います」「いろんな方が過ごしやすい未来になれば」と強い期待を寄せた。