11月2日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』#11が放送され、最終日に一旦婚約を解消していたサアヤ(29)とカズ君(26)の遠距離カップルが、夫婦になる決断を下した。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に“結婚する”か、“別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、第11話はゲストに陣内智則、紗栄子、桃を迎えて放送された。
サアヤとカズ君は約1年前に婚約するも入籍には至らず、今回の“決断の旅”に参加。サアヤは東京で仕事を続けるため別居婚を希望、一方のカズ君は兵庫で同居することを望み、話し合いは平行線をたどってきた。そして、サアヤは最終日の昼食時に婚約指輪を返却。現時点で同居する時期を決めることはできないが、それでも良ければ結婚して欲しいと、カズ君に決断を委ねたのだった。
夜7時、サアヤはカズ君と向かい合って立ち、まずは「この数日間、一生懸命私に向き合ってくれてありがとう」と感謝を述べた。続けて「本当にカズ君が私のことを大切に想ってくれているのが、すごいよく伝わってきて、本当に私はカズ君とずっと一緒にいたいって思いました。でも私にはまだやらなきゃいけないことが、やり残したことがたくさん東京にあるから、カズ君が理想とする一緒に暮らすっていう結婚は今すぐにはできない。それは変えられなかった」と、苦悩の末に出した答えを明かし、「すごく酷なことを言っているのはわかってて、それでも良かったら私と結婚してください」と結論付けた。
次はカズ君が気持ちを伝える番だ。「もう3年間、遠距離を続けて来てんで」カズ君の口から語られたこの言葉を聞き、サアヤは「ごめん」と涙。続けて、カズ君は意を決するように一息吐くと、「だからこれからだって、うまく続けていけるよ」「今は一緒に暮らせないけど、これから一緒に暮らす、一緒に生きる約束をしよう」と語りかけた。カズ君は、サアヤと生きていく決意を固めたのだ。
カズ君はひざまずき、サアヤから返却された婚約指輪を取り出すと、「改めて言うね。必ず幸せにするから、僕と結婚してください」と2度目のプロポーズ。サアヤは「もちろんです」と答え、号泣した。
その後2人は「ありがとう」と言い合い、熱いキスとハグを交わすと、カズ君はサアヤを見つめ「これで家族だね」とニッコリ。サアヤはしばらく涙が止まらず、泣きじゃくるサアヤをカズ君が抱きしめる場面も。
番組スタッフから「今のお気持ちは?」と問われ、カズ君が「最高に幸せです」と笑顔を弾けさせる一方で、サアヤは涙ながらに「何も言われへん」と答え、胸がいっぱいの様子。そして「遠距離から結婚を始める。いいですか?それで」と確認されると、カズ君は「いいです。必ずうまくいきます」と言い切り、満面の笑みを見せた。
カズ君とサアヤの結末を受け、スタジオのMC陣も祝福ムードに包まれた。なかでも「3年間遠距離を続けて来られたのだから、これからもうまく行く」というカズ君の発言に絶賛の声が集まり、小藪も「ほんまナイスコメントでした」「サアヤさんが引っかかってた岩みたいなものをバーンって壊す、優しいナイスな一言でした」と褒めちぎっていた。
次回はもう1組のカップルである、フミヤ(26)とカナミ(27)が決断の時を迎える。結婚を望むカナミに、フミヤが出した答えとは…?『さよならプロポーズ』最終回は、11月9日(土)よる10時~放送される。