「喋り過ぎだよね」「面白いメガネやめたら?」「ダッセェな」「ガラ被ってんじゃん」。そんな歯に衣着せぬ物言いで喋り倒し、メディアのインタビューには「専業主婦は貴族の遊びになる」「仕事も恋愛も『しがみついたら終わり』」などの名言を生み出す、モテコンサル勝倉さん。
22歳で大手銀行に就職、営業や不動産関係の融資を担当したが、29歳の時にモテコンサル事業を開始。30歳でWEBに掲載された記事がバズったものの、それが銀行にバレて退社。「モテコンサル」を本格的に事業化した。「デートに誘っても会えなかったりなどの失敗を繰り返しても、女性はフィードバックをくれず、黙って去っていくだけだ。そんなヒントがない状態からでもレベルアップをしなきゃいけない。この“非モテ地獄”に陥っている人に対してヒントを与えられる存在は需要があるんじゃないかと。自信がなくて自分から最初の一歩を踏み出せないということもあるので、勇気づけをするような感じのお仕事」。
事業の内容は「なんでも相談(対面・ビデオ通話):1時間・8000円~」「見た目改善(美容院付き添い等):1時間・1万円~」「デート練習:1時間・1万円(食事代別)」の他、「口利き作戦会議」「長期コンサルプラン」などもあり、年間250件の相談が寄せられるという。「見た目に自信がないというお客様だったら、一緒に洋服を買いに行ったり、美容院を提案したり。落としたい女性がいるとかだとデートプラン練ったり、告白の相談をしたり、落とすまでのプロセスを二人三脚でやっていったり。今は1人でやっているので、会話の練習の相手方として、たまにアシスタントをお願いする時もある」。
実際に勝倉さんのコンサルを受けて、結婚やお付き合いに至った人もいるという。「社会貢献だ。国益だ。もったいない。ポテンシャルのある男性はちょっと磨いて市場に出せば引き手あまただったりする。埋もれているのはもったいない。変わろうと思ったら1回自分を破壊しないといけないので、そのお手伝いという面もあるので、結構ズバッと言っている」。
そんな勝倉さんに、多くの男性が勘違いしていることについて尋ねてみると、「“何々ちゃんよりかわいいよ”と比べれば女性は喜ぶと思っている人が多い。でも、下げられた方は傷つく。女子は絶対評価。私も“すごい有名な女優さんに比べたらブサイクだよね”という褒め方をされたことがある」と明かした。
アイドル好きで知られる平成ノブシコブシの徳井健太に対し勝倉さんは「モテない。アイドル好きは基本的に、多くの女性にモテたいというよりは、1人の女性、彼女が欲しいという方が多い。また、アイドルはニコニコしていて理想の女性みたいな感じだと思うだろうが、そのアイドルに目線が合ってしまうと、そうでない女性には行けなくなってしまうし、マッチしなくて一生一人みたいな結果になる」と指摘。
「今は恋愛市場の参加者が減っている。アイドルはかわいいし、会いに行けるので、3次元の女性を手間や時間、お金をかけて口説くよりも、夢を見ていた方がいいという男性が結構増えている。だから婚姻率も下がっている。ただ、市場参加者が減っているということはブルーオーシャンでもある。そこはガッツリいった方がいい。今まで女子は受け身がいいと言われていたが、男性も受け身なので、どちらも引いてしまうと何も起こらない。今後、メンズは肉食男子、女子はドS嬢がモテる。女性の方からもアプローチや好意のアピールができる攻めの姿勢を持っている方が良い」。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
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