映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』の公開に先駆け、アーノルド・シュワルツェネッガーと、リンダ・ハミルトンらが来日、11月5日に記者会見を行い、長年続くシリーズについて振り返った。

シュワルツェネッガー来日 『ターミネーター』シリーズを振り返る「最初はB級映画という扱いだった」
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 シュワルツェネッガーは「また東京に戻ることができてとても嬉しいです。私はボディビルのチャンピオンとして1972年から日本に来て、エクササイズを日本でお披露目してきました。その後も休暇やゆかいなCM撮影で来ていまして、そして毎回帰るたびに、『I’ll be back(また戻ってくる)』と言ってきました」とお決まりの決めセリフを早速披露。

 サラ・コナー役のリンダも、「今回、彼と一緒に日本に来れて本当に心から嬉しいです。彼とは35年来の友情を培ってきて、そこには信頼があります。そんな俳優ってなかなかいないんです」と仲の良さをアピールした。

シュワルツェネッガー来日 『ターミネーター』シリーズを振り返る「最初はB級映画という扱いだった」
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 そんなシュワルツェネッガーだが、本シリーズがここまで長く続くとは当初は思っていなかったようで、「1作目を制作した時点で、このシリーズがこれほど長いものになるとは誰も思っていなかった」と告白。「1作目が作れられた当時は、小さな作品でB級アクション映画という扱いでした。スタジオも主要な作品としてみておらず、制作することに恥ずかしさを抱いていたのかもしれません」と苦労をのぞかせる。

 しかし作品が完成すると、その出来栄えにスタジオや批評家たちが圧倒され大好評となった。「そうして需要が高まり、人気になり2が出来ました。当時は誰もこの作品がこのようなかたちでシリーズ化され、その後6作品も制作されるとは予想していなかったのです」と振り返った。

 続けてシュワルツェネッガーは「映画というのは観客の皆さんが決めるものです。私がこのような大成功を遂げたシリーズに関わることができて、本当に感謝しています。そしてジェームズ・キャメロン(監督)には深く感謝しています。彼が私を信頼してくれて、1作目に出演するよう説得してくれたんです。本当はカイル・リース役をやりたかったんですが、そんな私を説得したのがジェームズ・キャメロンでした」と本リーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンに感謝を述べた。

 また今後については「僕自身、これで終わりだと思っていますが、それは観客の皆さん次第です。今回の作品も喜んでもらえればいいんだけど」とコメントした。

 ターミネーター:ニュー・フェイトは11月8日より全国公開

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シュワちゃん来日 アイルビーバック実現
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