11月9日(土)よる10時より、AbemaTVにてオリジナル結婚リアリティーショー『さよならプロポーズ』最終回が放送され、交際・同棲して2年になるフミヤ(26)とカナミ(27)が、結婚するか、別れるか、2人の今後に決断を下した。
本番組は、仕事が第一の彼氏を持つ交際2年のカップルと、関東と関西の遠距離恋愛をしている交際3年のカップルの2組が、イタリア7日間の旅を通し、最終日に“結婚する”か、“別れる”かのどちらかを必ず決断する、最も残酷で、愛に溢れた結婚リアリティーショー。小籔千豊がメインMCを務め、最終回となった第12話はゲストに陣内智則、紗栄子、桃を迎えて放送された。
7日間の旅を終え、ついにフミヤとカナミに、決断の時が訪れた。その舞台となったのは、シチリア島のパワースポット、サンタ・ロゼリア洞窟教会。旅の道中で立ち寄り、2人にとって思い出深い場所となったこの教会で、1つの答えが出された。
かねてよりフミヤとの結婚を望んできた、カナミの気持ちは変わらない。十字架の前でフミヤと向き合うと、カナミは「フミ君の気持ちを尊重します。結婚するなら嬉しいし、ダメなら潔く別の道を歩みます」と、決意を告げた。
「まず最初に…」そう話し出したフミヤの声は、すでに震えていた。涙を必死にこらえているのか、次の言葉がなかなか出てこない。やがて口を開いたフミヤは「この旅を通して、カナミにたくさん辛い思いをさせてしまって、本当申し訳なかった」と、涙ながらに謝罪した。
続けてフミヤは「この旅の中でたくさんのことを考えて、すっげぇ悩んだけど、やっぱり、一番の想いっていうのは、カナミを失いたくない気持ちだった」と、カナミへの想いを吐露。さらに「この旅の中で、カナミにとっての一番の幸せって何?って聞いたの覚えてる?」と切り出し、「俺にとっての幸せは、カナミに出会えたこと。毎日側にカナミがいてくれること。それだけで本当に幸せだと思っている」と断言した。
そして、次にフミヤは驚くべき言葉を口にした。涙と笑いが入り混じった表情を浮かべ「これから一生に一度、最初で最後のとびきりロマンチックなこと言うから、心の準備して。いい?」とカナミに尋ねたのだ。フミヤはロマンチックなことをするのが苦手だ。今回の旅の中でも、ロマンチック好きなカナミと意見が対立する場面があった。
そんなフミヤがカナミに送った、最高にロマンチックなプロポーズの言葉。「俺が一生カナミを守る。カナミを一生幸せにする。カナミを一生愛する。だから、俺と結婚してください」。カナミは目を潤ませながら「はい」と微笑んだ。
愛を確かめ合うように、2人は固く抱きしめ合い、熱いキスを交わした。フミヤは時折しゃくり上げながらも、「ずっと守るから」「本当に愛しているよ」と永遠の愛を宣言。7日間の旅を通して、思い悩み、時にぶつかり合ってきたフミヤとカナミ。最後に待っていたのは、最高のハッピーエンドだった。