11月12日、都内で開催されたミュージカル『エリザベート』製作発表会見に、トート役を演じる俳優、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、そしてエリザベートを演じる女優、花總まりと愛希れいかが出席、山崎育三郎が注目してほしいポイントを語った。
過去に皇后暗殺者であるルキーニ役を演じてきた山崎は、今回エリザベートを愛する“黄泉の帝王”トート役を演じる。「ご存じの通り、僕はルキー二役として4年間、この『エリザベート』の舞台にたたせていただきました。そんななか、来年20周年という大きな節目の年にトート役で舞台に立てることを嬉しく思いますし、僕はルキー二として誰よりも近くでトートを見てきたので、ルキー二を演じた自分だからこそできるトートというのがあると思っています」と新しい挑戦に自信をのぞかせた。
「恐怖心を与えるというか、氷のように冷たく、触ったらやけどしそうな、そんなイメージを持っています」とトート役への意気込みを見せる山崎。今回の注目ポイントは”髪型”のようで、「今回、先生のこだわりで真ん中分けのトートなんです。真ん中分けのトートは今までなかったので、視覚的にも注目してもらいたい」とコメントした。
その後行われた囲み取材では「個人的には初めての大きな挑戦です。自分にしかできない新しいトート、以前僕が演じたルキー二役を忘れるくらい、新しいトートとして帝国劇場に戻ってきたいと思います」と力強く抱負を語った。