『株式会社ニシノコンサル』(AbemaTV)が放送され、堀江貴文氏が演劇を続ける理由を語った。
自身が出演・プロデュースするミュージカル『クリスマスキャロル』に関する相談で登場した堀江氏。『クリスマスキャロル』は今年で3回目を迎えるが、「演劇を見る人は、数千円を払って水も飲まず何も食べずじっと見るような文化が完全に出来上がっている。そのマーケットに一石を投じたい」と自身が演劇を続ける理由を説明する。
続けて、「ご飯を食べてワイワイしながらっていう、本来の演劇の楽しみ方。シェイクスピア時代とか歌舞伎とか伝統的な世界はそうだったのが、周りの人を気にしたりストイックになっていって、変な“謎ルール”がいっぱい出てくる」と主張した。
また、役者にお金が回らない構造に疑問を持った堀江氏は、「何でお前たちは貧乏な暮らしをしながら一生懸命演劇をやっているんだ」と役者らを問い詰めたという。すると、同じ結論に到達したそうで、「演じている人が一番気持ちいいんだよ。自分でやって思った」と説明。これにキングコング・西野亮廣は「それが罪だと思っていて、友達の役者は気持ち良すぎて自分が赤字でもやっちゃう」と賛同し、役者の使った小道具や衣装を“レア物”として販売して収益につなげるアイデアとともに「そういうことを一つひとつ設計していかないとやっぱり演劇は(回らない)」と指摘した。