16日、AbemaTVで『大学キングダム』#1（毎週土曜21時～）が放送。“頭脳”の東京大学と、“人脈”の慶應義塾大学の繰り広げたバトルが、観客の心を動かした。
この番組は、「勝てば英雄、負ければ土下座」のキャッチコピーのもと、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、日本大学の5大学が激突。知力・体力・人脈を駆使し、毎回、あるお題に挑戦。リーダーが大学内から戦士を召集し、全6回の戦いで大学日本一を決める。MCは、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹、りんたろー。だ。
#1のバトルテーマは、「腕上げキングダム」。和太鼓のリズムに合わせて頭上にある母校のタオルに向かって拳を突き上げ、母校への愛を表現する。ひたすら腕を突き上げなくてはなくてはならないため、屈強さと忍耐力が求められる。
慶應のリーダーは、建築家の父と元女子アナの母を持つ堀池秀。堀池は「友人が2～3万人いる」「ネットワークに種をまく」と豪語し、スマホ片手に全く足を使うことなく戦士探し。そのネットワークで見つけたのが、ロシア人とのハーフで、格闘技で鍛えた鋼の肉体を持つ三舩清司だった。三舩は高校時代にハンドボールで神奈川県ベスト4になった強肩の持ち主で、堀池は「勝てそうな気しかしない」と勝利を確信していた。
東大リーダー・二宮陽二郎は、力学的な視点から“勝利の方程式”を導くため、まず物理オリンピック日本代表候補に人選のポイントを相談。「肩まわりが大きい方が有利」という助言を受けた。二宮はさらに「一番強い精神力の源は、愛の力」と独自の理論を展開。この2つを兼ねた学生を見つけ出すべく、学内で日が暮れるまで学生をスカウトし、ついに、京都在住の彼女と遠距離恋愛中という水球部の絶対的エース・小松麟を発掘した。
上智、早稲田、日大は15分までに脱落したものの、なんと慶應と東大の戦いは50分すぎまでもつれることに。
人脈を駆使して、汗を流すことなくあっさり人選を終えた慶應・堀池に対し、物理学的観点からのアプローチ、時間、体力、根気を費やして最適な学生を見つけ出した東大・二宮。50分以上も拳を突き上げる2人の姿に胸打たれ、他大生たちも大学の垣根を超えて声援を送り、観客の目に涙が浮かぶ場面もあった。
“人脈”の慶應と、“頭脳”の東大。この勝負を制したのは……？
▶動画：“人脈”の慶應 VS “頭脳”の東大、勝負を制したのは…？
