18日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、賃料が格安の部屋に隠された驚きの理由が明かされる一幕があった。
今回は「本当に怖いのはオバケじゃない、人間だ! 怪談の新ジャンル! 人怖(ひとこわ)SP」と題して、松原タニシ、石野桜子、Apsu Shusei、仙頭正教をゲストに招き、怪談ではなく人間に関する怖い話の数々が披露された。
事故物件関連の書籍を出版するなど、その界隈に詳しい「事故物件芸人」の松原は「人が死んだ物件だけが事故物件ではない」と説明。事故物件とは不動産用語で「心理的瑕疵物件(しんりてきかしぶっけん)」と呼ばれるもので「人が死んだ部屋ももちろん含まれるんですけれど、『暴力団の事務所が近い』『お墓に囲まれている』など、精神的に『住むのが嫌だな』という物件のことです」と解説した。
さらに松原は「この物件はちゃんと不動産屋が告知をしないといけないということで、(入居者募集の段階で)『告知事項あり』『心理的瑕疵物件』という表記をしないといけないという決まりがあるんです」と、該当物件には告知義務があると続けた。 こうした話の流れで、松原はとある「各段に安いアパートの1室」に関するエピソードを披露。某所には人が亡くなったり、反社会組織の事務所があったりするわけでもないのに、なぜか家賃の安い部屋が存在したのだそう。その部屋を借りたという、とある人物は「なにがあるんだろう?」と思いながらも住み始めたのだと松原は語り出した。
その人物が問題のアパートに住み始めてからすぐ、朝の5時ぐらいに玄関のドアにあるポストから「カタカタ、ドスン!」という音がしたのだそう。「なんだろう?」と確認したところ、ビニール袋に入れられた汚物がポストに入っていたとのことだ。
実は、真向いの一軒家に住む高齢者の住人が認知症を患っており「家を出て一番近い距離」となる、アパートのその部屋のポストに汚物を放り込むことが、ルーティン化してしまっていたのだとか。松原は「(ルーティンが)決まっちゃっているから、どうしようもできない、だから安い」と話を終えると、井戸田潤は驚きのあまり言葉を失っていた。


