現在公開中の映画『影踏み』の舞台挨拶が11月23日、東京・丸の内TOEIで行われ、山崎まさよし、北村匠海、監督の篠原哲雄が登壇した。
本作の反響はすでに届いているようで、山崎は「ミュージシャン仲間からも映画を見たと言われたんですけど、存在感がすごい！って言われたんですけどなんだか照れくさかったですね（笑）」と照れ笑い。北村も「今回はこれまで携わったことのある助監督の方から連絡をいただくことが多いですね！両親もまさよしさんのファンだからか気に入ってくれています。もちろん同世代の友達も見てくれていると思うんですけど、もっと上の世代に見てもらえることが嬉しく思います」とコメントした。
2回目以降に映画を見る際のおすすめポイントとして山崎は「最初の久子（尾野真千子）と久能（滝藤賢一）が本屋でデートするシーンですね！よく見ると飾られている一つの絵をずっと同じ距離で見ている女性がいるんです。主題歌と劇伴を作る過程で何回も映画を見ていたんですけど、どのカットからも絶対そこから動かない人がいるんです！」と撮影裏話を披露した。
さらにイベントでは、11月22日に生放送された「ミュージックステーション 2時間スペシャル」（テレビ朝日）に山崎が書き下ろした主題歌「影踏み」を北村と2人で披露したことが話題に。北村は「初めてＭステに出演したんですけど、山崎さんと一緒ではなかったらいつあの場に立つことができたんだろうと思っていました。歌った後楽屋に戻ると手がびっくりするくらい震えてました（笑）。家に帰って改めて放送を見返すと、“俺、まさよしさんの横にいるんだ。凄いことになっているな、北村くん”。」と感動した様子。山崎も「オーガスタキャンプでも北村くんとやったんですけど、映画あってこその歌なので僕一人じゃなくて北村君とやることに意味がある」と熱くコメントした。
ストーリー
ノビ師（泥棒）の真壁修一は、ある夜、侵入した稲村邸で、寝ている夫に火を放とうとする妻・葉子を目撃する。咄嗟に止めに入ったが、なぜか偶然、その場に居合わせた刑事に現行犯逮捕される。２年後、出所した修一を迎えたのは、弟の啓二と恋人の久子だけ。なぜ稲村邸への侵入がバレたのか？ なぜ自分だけが逮捕されたのか？ そして放火殺人を謀った葉子の 行方は―。謎を解明するため、修一は探偵さながらの行動を開始する。
（c）2019「影踏み」製作委員会
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