23日、AbemaTVで『大学キングダム』#2（毎週土曜21時～）が放送。5大学がダンスで熱い火花を散らす中、早稲田大学と東京大学が意表を突く作戦を展開。ダンス対決に“頭脳”で挑んだ。
この番組は、「勝てば英雄、負ければ土下座」のキャッチコピーのもと、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、日本大学の5大学が激突。知力・体力・人脈を駆使し、毎回、あるお題に挑戦。リーダーが大学内から戦士を召集し、全6回の戦いで大学日本一を決める。MCは、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹、りんたろー。だ。
#2のバトルテーマは、「ダンスキングダム」。現在、日本のダンス人口は600万人と言われており、世はまさにダンス戦国時代。「ダンスを征すものは大学を征す」を合言葉に、各大学のリーダーたちが、大学内からダンス名人をスカウトし、今回の戦いに送り込んだ。審査員は、日本ストリートダンス界のパイオニア・坂見誠二、カリスマ振り付け師・akane、兼近が務め、1人10点ずつ、合計30点で勝敗が競われた。
慶大、上智、日大が王道のストリートダンス系戦士で攻める中、異色の戦略で挑んだのが早稲田と東大。早稲田のリーダー・大野遼大は、まず書店で早稲田大学のサークルが発行する専門情報誌『Milestone Express』をゲット。全サークルの情報を網羅しているこの雑誌を手に、ダンスサークルに片っ端から連絡を取った。しかし、運悪く早稲田祭の期間とかぶっていたため交渉は難航。15日目、先輩に紹介された“パフォーマンス界隈の女帝”という6年生をようやくスカウトしたものの、体調不良を理由に辞退されてしまう。あわや欠場という場面で、大野は急遽、「早稲田をしょっていく上で、俺も出ないと」自ら出場を決意した。
大野は「ダンスとは」という問いを自分にぶつけ、「この場を盛り上げること」と答えを導き出した模様。2人の味方を引き連れ、赤褌姿で“早稲田版ハカ”を披露すると、ゲテモノ食いや得意のライジングステップを決め、やりきった表情を浮かべた。機転と気合いで場を盛り上げ、不戦敗を逃れる形になった“代打、オレ作戦”だが、審査員の得点は「3点」「3点」「6点」と散々。ただ、会場で見守っていた女子高生ユニット・やじるーとのメンバーに大ウケで、「大好きです」というコメントが送られた。
東大リーダー・二宮陽二郎は「勝つ方法が見えた」と自信満々。「ダンスはもともと、求愛行動から来ている。つまり愛の表現」と独自の理論を展開し、早稲田・大野がやむなく出場した反面、「僕が出るべき」と自ら参戦宣言。「男女のペアで愛を表現する」「舞台作品としてパフォーマンスする」と、昨年のミス東大・西村若奈をスカウトした。西村は幼少期からミュージカルを習い、高校時代は演出・脚本を手掛けた傑物。二宮は「最強のコンビ」と自信を見せた。
舞台では、切ない表情、結ばれた時の幸せそうな表情など、1組のカップルが織りなす愛を息の合ったコンテンポラリーダンスで披露。りんたろー。は「きゅんきゅんした！」と絶賛した上で、「二宮くん、自ら出てきてくれたけど、早稲田と質が違ったもんね～！」と正直すぎる感想で会場の笑いを誘った。やじるーとのメンバーには「エモい」「エモい」と大好評だったものの、得点は20点とイマイチ伸びず。二宮は「スキルの部分で評価が落ちちゃったのかな。みなさんが楽しんでくれたなら」と潔く負けを認め、りんたろー。は「完璧でした。最高の奴ですコイツ」と二宮の態度を絶賛していた。
▶動画：ミス東大と踊る"愛ダンス"に、EXIT・りんたろー「きゅんきゅんした！」
▶本編：大学日本一を決める闘い開幕！"頭脳"の東京大学、体力面でも他大学を圧倒
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