30日、AbemaTVで『大学キングダム』#3(毎週土曜21時~)が放送。タピオカ大食い対決で5大学が激突し、“ポストもえあず”と呼ぶにふさわしい新・大食いアイドルの食べっぷりが、MCのEXIT・兼近大樹、りんたろー。の度肝を抜いた。
この番組は、「勝てば英雄、負ければ土下座」のキャッチコピーのもと、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、日本大学の5大学が激突。知力・体力・人脈を駆使し、毎回、あるお題に挑戦。リーダーが大学内から戦士を召集し、全6回の戦いで大学日本一を決める。
#3のバトルテーマは、「タピオカキングダム」。制限時間30分で、タピオカが通常の約10倍入ったタピオカぎゅうぎゅう詰めドリンクを何杯飲めるか競う。
バトルテーマを聞いた東大リーダー・二宮陽二郎は、「テレビで見る大食いタレントは太っていない」「体が大きい、小さいではなく、胃袋の問題だと思う」と考察。「勝利の方程式」を導くべく、まずは東大医学部で消化器内科を志望する四元春輝からアドバイスをもらうことに。四元は大食いに必要な能力について、「胃がどれくらい膨らむかが大事らしい」と情報提供。それには「筋肉質ではない方がいい」「女性の方がいいかもしれない」と語った。一般的な大食いイメージとは真逆の回答に、二宮は「他の大学、気づいてないと思うんですよね」と不敵な笑みを浮かべた。
四元のアドバイスを元に、女性にターゲットを絞った二宮。学校周辺で粘り強く聞き込みを展開し、夜までスカウト活動を行ったところ、ある女子学生から、「中澤莉佳子ちゃん」という学生を推す声が上がった。それを聞いた二宮は「え!?」「あの子、食べるの?」と動揺。さんざん足を使って大食い女子を探し回っていたのに、中澤はもともと二宮の友人だった。
中澤は芸能事務所も大注目のアイドルコピーダンス集団「東大娘。」でセンターに抜擢され、今年のミス東大ではファイナリストに残るほどの美少女。見た目は細身だが、数々の店で大食いチャレンジに成功した実績があり、最近では「ラーメンを汁まで3キロ完飲した後、パセラのハニトーを食べた」とのこと。中澤は「東大で一番食べられるのは私」と自信満々。「やってやりましょう」と闘志を燃やした。
勝負が始まると、中澤は淡々と杯を重ね、中盤ですでに他の大学を引き離す流れに。まず日大、上智が脱落気配を漂わせ、続いて早稲田のペースが落ち、残り5分時点で、慶應と中澤が争う流れに。しかし、慶應の手もついにストップ。残り1分、中澤だけが7杯目に手をかけ、単独トップでこの大食い対決を制した。中澤が今回の勝負で食べたタピオカは合計3000粒、3000カロリーにものぼった。
兼近は、「女王、完全に君臨しましたね~」と中澤の食いっぷりを称賛。東大に入れる頭脳に加え、アイドル級の容姿、そして鉄の胃袋を持つ、もえのあずきに続く大食いスターが誕生した瞬間だった。