「ルパン三世」石川五ェ門役や「「ハイキュー!!」及川徹役などで知られる声優の浪川大輔が、音楽活動10周年を記念してライブを開催することを発表。音楽活動への思いを改めて語った。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」木曜日は、浪川大輔と谷山紀章(「文豪ストレイドッグス」中原中也役や「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン役など)がMCを担当している。12月5日に生放送された同番組では、2020年6月に音楽活動10周年を迎える浪川が、10周年記念ライブを開催することが発表された。2020年6月20日・21日に大阪城野外音楽堂、7月11日に舞浜アンフィシアターで開催するという。
谷山は、「感慨深いよ。(音楽が)苦手キャラだったもんね」と振り返った。浪川も「本当にそう」と認め、かつてイベントのリハーサルでつらそうにしている自分に対して、谷山が「歌って楽しいものじゃん?」と声をかけてきたことを明かした。浪川は、「『楽しくやらなきゃいけないのかな』ってずっと思っていたけど、その一歩が踏み出せずにいる自分がいた」と回想し、「そんなやつが10年やってきた」としみじみ語った。谷山は、「偉そうに聞こえるかもしれないけど、歌が苦手だった頃を知っている人たちは、『浪川さんはめちゃくちゃ歌が上手くなった』ってみんな言っている」と浪川の10年間の努力を称えた。
谷山は、「続けるってすごいこと。まさか浪川さんが歌にこれだけ執着するとは思っていなかった」と語り、「浪川さんが歌う意味って何なの?」と改めて問いかけた。浪川は、「下手くそでも努力すれば(成長する)。どうなっていくかを見てもらって、みんなを勇気づけたい。応援ソング的なものが根っこのテーマにある。あとエンタメが好きだから、エンタメショーっぽくやっていく感じではある」と音楽活動への思いを改めて語った。
谷山は、「今は声優でも俳優さんでも、みんな歌う時代じゃん。行動することに意味がなきゃいけないわけではないけど、何か理由がほしい」と自身の考えを述べ、「浪川さんが声優って立ち位置で10年間も歌っていることが不思議だった」と歌う意味をたずねた理由を説明した。谷山は、「今度のライブに行く人は、その意味を感じられるんだろうね」と続けた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)