俳優・松重豊(56)が、あと1カ月足らずで迎える2020年の抱負について「諦める」という、個性派らしいネガティブなものを披露した。
松重は12月9日、東京・神田明神で行われた映画「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」の大ヒット祈願イベントに、お笑いコンビ・メイプル超合金の2人と出席。松重はボイスキャストとして最大の敵となるドラゴンハンター・グリメル役を務めている。
ドラゴンハンター役について司会者から聞かれると「今までも何人も殺してきてるんで(笑)本当にいろんな悪役の演じ方がありますが、ドラゴンハンターですが、僕は楽しませてもらいました。宇宙人とか、ゾンビとかやってますからね」と、少々物騒なワードも入れ込みながら、得意の悪役を演じた感想を述べた。
続いて新年の抱負について聞かれると、ここでも松重節は絶好調。大きな文字で「諦める」と記すと、「諦めることは大事だなと。2020年、オリンピックのチケットも当たらなかったし、人生もそんなに長くないし、いろんなことをこうなったらいいなと思ったんですけど、受け入れることが大事かなと。人に期待しない、自分にも期待しない。感じ悪いね、悪役だから(笑)」と、映画のヒット祈願イベントとしては稀に見るネガティブな抱負について、流れるように説明し、メイプル超合金や集まった報道陣の笑いを誘っていた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)



