12月9日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、ミュージシャン・川谷絵音が楽曲づくりの驚きのエピソードを明かした。
この日は『川谷絵音&井戸田潤 合同生誕祭SP』と題して川谷をゲストに招き、12月に誕生日を迎える川谷と井戸田を同時に祝う企画を実施。川谷は以前、井戸田が扮する「ハンバーグ師匠」のデビュー曲『TOKYOハンバーグ』を完全プロデュースをしているが、今回は番組内で新曲を作成することになった。
小沢一敬が「曲のタイトルはあとで決まるもの?」と作曲に関する質問を投げかけると、川谷は「最近はタイトルがあと」と回答。しかし、過去には「アルバムのタイトルから、曲目から、(曲を作って)ないのに全部決めた。アルバムのタイトルから1から13曲目までメモ帳でバーッと書いた」と、見切り発車的にタイトルだけをつけてからアルバムを作成したことがあると明かした。
最初に浮かべているアルバムのイメージはメンバーに共有したそうだが、「俺自身もわかってないので、みんなもわからない。そこから『じゃあ今日は3曲目のこれを作りましょう』って(形でアルバムを作った)」と話し、手探り状態で進んだこともあるのだとか。
さまざまなミュージシャンと親交が深い小沢も、川谷の作曲メソッドは「はじめて聞いた」とビックリ。川谷本人も「(周りでも)あまり聞いたことがない」と認めて、「ガワ(枠組み)が決まっていると、やる気が出るんですよ。『このアルバムに向かって走っているんだな』という感じになる」と、メリットについて語っていた。