12月9日深夜、AbemaTVで、スピードワゴンの井戸田潤、小沢一敬がMCを務める『スピードワゴンの月曜The NIGHT』#178が放送。ミュージシャン・川谷絵音が、お笑い芸人になりたかったという過去を明かした。
今月3日が川谷31歳の誕生日、13日が井戸田46歳の誕生日ということで、この日、「川谷絵音&井戸田潤 合同生誕祭SP」のゲストで登場した川谷。川谷はかなりのお笑い好きで、M-1グランプリの予選を観に行くこともあるという。井戸田も「(川谷と)飲んでいるときに、新作のハーモニカとか来るからね」と、若手芸人とも仲のいい川谷のマニアックな交友関係を語った。
川谷は「バンドマンになる前は、お笑い芸人になりたかった」と昔の夢を告白。小沢に「ネタ書いたことある?」と聞かれ、「大学生の時……」と答えたほか、「1回、某番組でやったけど、その後“いろいろ”あってお蔵になったことがあります」と、「いろいろ」の部分に含みを持たせた。
川谷が「ゲスのライブで、ゲスのメンバーで(ネタを)やったことある」と言うと、小沢は「見たーい」とリクエストし、「クリエイターの能力、めちゃめちゃすごいからね」「初めて見た時、『見つけた』と思ったから」と、自分が川谷の才能を発掘したかのようにドヤ顔で絶賛していた。
そんな川谷が好きなコンビは「笑い飯」。笑い飯はM-1グランプリの決勝常連となって知名度を上げたが、川谷はそれよりも前、初期のネタの頃からファンだそう。初めて見た時には「衝撃を受けた」と語り、「お笑いやりたい」とまで思ったと明かした。
川谷が好きな笑い飯のネタは、2003年のM-1グランプリ決勝で披露された「奈良県立歴史民俗博物館」。この年の決勝ではスピードワゴンが3番目、笑い飯が4番目にネタを披露したのだが、小沢は「1、2、3番とそれなりに終わって、4番目の笑い飯で『ボン!』と(観客の笑いが)ハネて、恥ずかしかった」、井戸田も「次のコンビがハネると恥ずかしいのよ」と苦笑いで懐かしんでいた。