『中田敦彦のSTAND UP STUDY』(テレビ朝日系)に、YouTuberのヒカルがゲストとして登場した。
当番組では、さまざまなジャンルで活躍するイノベーターが1名登場し、回ごとに人生に役立つ“旬なテーマ”を選定。中田とゲストが、それぞれの視点からプレゼンテーションを展開する。Abemaビデオでも完全オリジナル企画を含めて配信中だ。
初回放送では、約350万人のチャンネル登録者数を抱えるYouTuberのヒカルをゲストに迎え、SNSでの炎上やネット上での批判、過剰攻撃など、息苦しさを感じる昨今の世の中を生き抜くために必要な“突破力”をテーマにプレゼンした。
ステージに登場し、「おばあちゃん、俺ここまで大きくなったから」と祖母にメッセージを送ったヒカル。現在は28歳で、約350万人の登録者数を持つ人気YouTuberだ。
まずヒカルは、突破力に必要なものとして「ウソをつきまくれ」とアドバイス。詐欺などの「他人に迷惑をかけるウソはNG」と補足しつつ、「はっきり言うけれど、成功者は全員ウソつきです」と大胆発言が飛び出した。
ビッグマウスは悪いことではないと持論を展開するヒカル。ヒカル自身も「俺が日本一になる」と大きな目標を口にしており、世の中にはその言葉を信じてついて来てくれる人がいるという。そうやって自分を追い込むことで「奮い立つことができる」と語った。
ヒカルは「みんな真面目すぎる。ウソついたらダメと思ってるでしょ? ついたもん勝ちですよ」と、プライドや言い訳より、挑戦することが大事だと語った。
ヒカルは自身を「エゴイスト」と分析し、それでも生き続けられている自分の状況を紹介。「思った以上に世の中に気を遣わなくていい」と主張し、これは「日本だから(自分の生き方が)成立している」と断言。観客に向けてヒカルは「みなさんが入っているお風呂は32度くらいです。それを自覚してほしい。もったいない」と、空気を読みすぎて生きづらくなっている人にメッセージを送り、プレゼンを終えた。
YouTuberになる前の18歳~21歳までの3年間は、テレアポや飛び込み営業をやっていたというヒカル。番組では、年間1500軒ほど周り、会社員時代、休みなく働いた過去を振り返った。
最初の月からずっと会社の成績でトップを収め続けていたヒカルは「家を訪問したとき、玄関を見ればその人が何を気にしているかわかる」と告白。「最初は家を褒め、次に相手の奥さんを褒めることがポイント。顔よりも、匂いやネイルを褒める」とテクニックを明かすと、中田は「藤森も同じこと言ってた」と相方の名前を出し、笑いを誘っていた。
(『中田敦彦のSTAND UP STUDY』より)