映画『カイジ ファイナルゲーム』プレミア試写会が16日都内で開催され、主演の藤原竜也(37)はじめ、福士蒼汰(26)、吉田鋼太郎(60)らが登場した。
藤原は、「9年ぶりに新しく撮影して、ものすごい映画が完成しました。前作を上回るえぐいゲームを福本先生に書いていただいた」とその出来栄えに自信を見せた。映像作品では藤原と初共演だという吉田は、「念願叶って藤原竜也とご一緒できてとても嬉しいです。宿敵の役ですが、最終的には結ばれる役ですので、お見逃しなく」と、自身も出演している大ヒットドラマ『おっさんずラブ』を絡ませ、会場を沸かせた。藤原から「違うでしょ」とツッコミを受けると、「いろいろ一緒になっちゃった」と頭をかいた。
また吉田は、「藤原竜也に自然とみんながついていくっていう空気を作ってくれる。とにかく、竜也の芝居を見ていると、お前らここまでやれよというところに持って行かれるので、ついていくのが大変な人は大変だと思います。ものすごいレベルの高いところへまず行って、このレベルでこの映画はやるぞっていう指示を暗に出しますので、なかなか大変な男ですね」と藤原の演技について分析。藤原は「間違ってはいないと思います。やっぱり福本先生の描く世界観は、日常的な感情や熱量では太刀打ちできないので、普段よりも多少熱を上げて臨まないと成立しないんじゃないかなと」と、映画への意気込みを明かした。
関水渚(21)は、「初日にどうしてたらいいかわからなくて一人でぽつんといたら、竜也さんが、あっちに椅子があるから一緒に行こって誘ってくださったりして、本当に優しいですよね。だいぶ救われました」と告白。藤原は「あっちに椅子があるからって変な意味じゃないですからね」と照れた様子で念を押した。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)