対戦型オンラインTCG「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse Pro League 19-20 2nd」の第11節が12月15日に行われ、福岡ソフトバンクホークス ゲーミング、名古屋OJA ベビースター、G×G、よしもとLibalentがそれぞれ勝利した。首位は依然、横浜F・マリノスだが、ファーストシーズン王者のよしもとLibalentが3位に、福岡ソフトバンクホークス ゲーミングが4位と、シーズンファイナル圏内に浮上した。結果は以下のとおり。
【試合結果】
第1ラウンド 福岡ソフトバンクホークス ゲーミング 4-0 レバンガ☆SAPPORO
第1試合 2Pick ○バーサ(ネメシス) vs 真春(ネメシス)●
第2試合 ローテーション ○たばた(ドラゴン) vs きょうま(エルフ)●
第3試合 ローテーション ○カラクリ(ロイヤル) vs Tatsuno(ドラゴン)●
第4試合 ローテーション ○NISE(ビショップ) vs さわさき●(ビショップ)
第1試合の2Pickは福岡ソフトバンクホークス ゲーミングのバーサ、レバンガ☆SAPPOROの真春がどちらもネメシスを選択する対戦となった。バーサは最初の提示で《人形の支配者・リーアム》をPickし、その後《マキシマムメタルゴリラ》《機械の加速兵》を引き、加えてアーティファクト軸のカードを多くPickし、アーティファクト軸のデッキとなった。
真春は《レゾナンスハート・ツヴァイ》を迷わずPickし、その後、≪操り人形≫関連のカードを多くPickし、《マキシマムメタルゴリラ》2枚、《レゾナンスハート・ツヴァイ》2枚と中盤が強くフィニッシャーもいるまとまりのあるデッキとなった。
中盤、真春が《天翔のイカロス》に進化、《破壊の狂信者》などで強い盤面を作り、試合を優位に進める。バーサは進化を活用し盤面を返すが、辛い状況が続く。7ターン目、真春は《レゾナンスハート・ツヴァイ》を出し、処理の押しつけを図る。しかし、バーサは《マキシマムメタルゴリラ》を出し、真春の体力を8点削ることを選択。8ターン目、真春は《マキシマムメタルゴリラ》を処理しながら、強い盤面を作ってかえす。10ターン目、バーサがデッキトップから2枚目の《マキシマムメタルゴリラ》を引き、さらに進化を活用して真春の体力を削り、狙っていた勝ち筋でバーサが逆転勝利した。
第2ラウンド au デトネーション 2-3 名古屋OJA ベビースター
第1試合 2Pick ●cross7224(ロイヤル) vs さに(ネメシス)○
第2試合 ローテーション ○Spicies(エルフ) vs ぼーいん(エルフ)●
第3試合 ローテーション ●Enju(ドラゴン) vs 隼人(ビショップ)○
第4試合 ローテーション ○ミル(ロイヤル) vs まっつ(ネメシス)●
第5試合 ローテーション ※延長戦 ●ミル(ネメシス) vs まっつ(ドラゴン)○
第5試合のローテーションはau デトネーションのミルがネメシス、名古屋OJA ベビースターのまっつがドラゴンの対戦となった。2ターン目、まっつが《竜の託宣》を使い好スタートを切る。ミルも3、4ターン目とアーティファクトを回すための準備を着々としていく。5ターン目、まっつが《呪われし影・ヴァイディ》に進化を切り、《影の侵食》も使い試合が動く。ミルは《加速装置》、《機構の解放》からアーティファクトを動かし、6ターン目《混沌の目覚め》を《機械の加速兵》に使い、まっつの体力を7点削る。7ターン目、まっつは《雷電のヴェロキラプトル》と《荒野の休息》を絡ませ《ナテラの大樹》を4枚回し、《影の侵食》の効果によるダメージを7点にする。ミルは《機械の加速兵》を進化させまっつに9点与え攻めていくが、8ターン目、まっつが《ワンダーコック》から《雷電のヴェロキラプトル》を引き《ナテラの大樹》を回し、影の侵食》の効果によるダメージの8点火力でまっつが勝利し、チームに勝利をもたらした。
第3ラウンド AXIZ 1-3 G×G
第1試合 2Pick ●Rob(ネメシス) vs フォレスト(ヴァンパイア)○
第2試合 ローテーション ●Gemo(ドラゴン) vs Riowh(ロイヤル)○
第3試合 ローテーション ○Chino(ビショップ) vs ちゃみ(エルフ)●
第4試合 ローテーション ●Rumoi(エルフ) vs リグゼ(ビショップ)○
第2試合のローテーションは、AXIZ のGemoがドラゴン、G×G のRiowhがロイヤルの対戦となった。3ターン目、Riowhが《白翼の戦神・アイテール》で、キーカードの《王たる光・ベイリオン》をサーチする。4ターン目、Gemoは《呪われし影・ヴァイディ》を出し、《影の侵食》を手札に加え、お互い順調な動きだしとなる。7ターン目、Riowhは5ターン目から盤面に残っている《白翼の戦神・アイテール》に《王の一閃》2枚で強化し《二刀流》でGemoの体力を12点削る。それに対して、8ターン目、Gemoは《母なる君》で守りを固めようとするが、Riowhが《森の姫・ミストリナ》を出し、《輝ける剣撃》と《クイックブレーダー》で《母なる君》を処理し、《王の一閃》で強化された《森の姫・ミストリナ》でGemoの体力を6点を削りきり勝利した。
第4ラウンド よしもとLibalent 4-0 横浜F・マリノス
第1試合 2Pick ○keisuke3(ビショップ) vs しーまん(ドラゴン)●
第2試合 ローテーション ○ソルト(ロイヤル) vs 水煮(ドラゴン)●
第3試合 ローテーション ○Surre(ビショップ) vs あぐのむ(ロイヤル)●
第4試合 ローテーション ○feg(ドラゴン) vs みずせ(エルフ)●
第1試合の2Pickは、よしもとLibalentのkeisuke3がビショップ、横浜F・マリノスのしーまんがドラゴンの対戦となった。keisuke3は最初の提示で《聖波動のスフィンクス》をPickし、その後《聖弓の使い手・クルト》《セクメト》《ミュースプリンセス・ミルフィ》を引いた。受けのカードが多く、軽めなデッキとなり《聖波動のスフィンクス》の使い方が鍵を握るデッキとなった。しーまんは、最初の提示で《シヴァ》をPickし、《竜の財宝》《蒼海の主・ネプチューン》などパワーカードのあるデッキとなった。
5ターン目、keisuke3は《セイント・コア》を出し、しーまんの動きを制限する。7ターン目、しーまんは《ニードルドラゴニュート》と《アンネローゼ》を進化させ盤面を作り、8ターン目、残った《アンネローゼ》に《美食の伝導者》を強化し、強い盤面を押しつける。keisuke3は《調和の聖女・レリア》に進化を切り、10ターン目、《調和の聖女・レリア》の効果で盤面を処理し、このままkeisuke3はしーまんが処理できない盤面を作り出し、勝利した。
第12節は12月21日に開催。よしもとLibalentはレバンガ☆SAPPOROと、G×Gはau デトネーションと、AXIZは横浜F・マリノスと、名古屋OJA ベビースターは福岡ソフトバンクホークス ゲーミングと、それぞれ対戦する。
◆RAGE Shadowverse PRO LEAGUE 5月から2月の期間で開催され、レギュラーシーズン2回、各レギュラーシーズンの上位チームで行われるシーズンファイナルに分かれる。リーグチャンピオンシップが各シーズンの優勝チームによって行われ、年間チャンピオンを決定する。RAGE Shadowverse Pro Leagueセカンドシーズンでは、1位に400万円、2位に200万円、3位に100万円と、総額700万円のインセンティブが授与される。
(AbemaTV/RAGE ShadowverseProLeague19-20 2ndシーズンより)