『中田敦彦のSTAND UP STUDY』(テレビ朝日系)に、初代バチェラーの久保裕丈がゲストとして登場した。
当番組では、さまざまなジャンルで活躍するイノベーターが1名登場し、回ごとに人生に役立つ“旬なテーマ”を選定。中田とゲストが、それぞれの視点からプレゼンテーションを展開する。Abemaビデオでも完全オリジナル企画を含めて配信中だ。
今回の放送では、恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン」の初代バチェラー・久保裕丈をゲストに迎え、夢や目標を達成するために必要な“捨てる力”をSTUDYした。
東京大学院卒業後、外資系コンサル企業に勤めていた超エリートの久保。外資系コンサル企業を退職後は、ファッション通販サイトを立ち上げ、約17億円で売却。その後、初代バチェラーとして「バチェラー・ジャパン」に出演し、現在は家具のサブスクリプションビジネスに携わっている。
捨てるのは「自分」と「他人」への期待 ネットの声を受け流すコツとは?
捨てる力の本質は「大事なものを見極める力」であり、目標を実現するためには余計なモノを捨てていくことが大切だという久保。
まず、久保が捨てるべきモノとして挙げられたのは「自分への期待」。当時、社会人になりたてだった久保は“パーフェクトヒューマン”を目指していたが、彼女に「面白くないよね」「ドヤ顔がムカつく」と言われたのをきっかけに、肩の力が抜けたという。今持っている力に目を向け、自分に合った方法を見つけることが、自分への期待を捨てることにつながっていくと語った。
自分だけでなく「他人への期待を捨てること」も重要だと話す久保。これは、他人に負の感情を抱かないための方法で、久保は「(相手から)こういう風に思われたい」という期待を捨てていると告白。あらかじめ相手の反応に対する“期待”を持たないことで、たとえネットで「久保は女を見る目がない」などの辛辣な声を見つけても、ショック受けず、受け流していけると語った。
また、久保はバチェラーとして25人の女性に囲まれる中で「いろいろなことを言われた」と苦労を滲ませた。それでも最後まで自身が冷静さを保てたのは、他人への期待を捨てていたからだ。
久保が「全員の反応をすべて受け止めてしまうと、自分の心が壊れてしまう」と話すと、中田は「すごいことですよ」と絶賛。「25人と恋愛した人、誰もいないでしょ?」と観客に呼びかけ、久保の経験から“捨てる力”を学んでいた。
(『中田敦彦のSTAND UP STUDY』より)