『中田敦彦のSTAND UP STUDY』(テレビ朝日系)に、初代バチェラーの久保裕丈がゲストとして登場した。

 当番組では、さまざまなジャンルで活躍するイノベーターが1名登場し、回ごとに人生に役立つ“旬なテーマ”を選定。中田とゲストが、それぞれの視点からプレゼンテーションを展開する。Abemaビデオでも完全オリジナル企画を含めて配信中だ。

超エリート&初代バチェラー久保裕丈が語る「成功を捨てる」理由
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 今回の放送では、恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン」の初代バチェラー・久保裕丈をゲストに迎え、夢や目標を達成するために必要な“捨てる力”をSTUDYした。

 東京大学院を卒業後、外資系コンサル会社に勤め、ファッション通販会社を起業した久保。その後フリーのコンサルタントとなり、初代バチェラーを務めて一躍有名に。現在は家具のサブスクリプションビジネスに携わっている。

 まず久保は、自分の目標を実現するためには「余計なモノを捨てていくこと」が大切だという。具体的には「自分への期待を捨てる」「他人への期待を捨てる」、そして「成功を捨てる」ことだ。

「成功を捨てる」ことで、会社がうまくいく? 「僕がちゃんと話せるのは5人まで」

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 久保は「今自分が向かっている延長線上にゴールがないときは、それまでの成功をすべて捨てる」と話す。久保にとってのゴールは「多くの人の不便や不満を解消する」ことにあるという。「バチェラー・ジャパン」にも出演し、収入に恵まれ、一度は“成功”したものの「この先に自分の目標があるのか?」を自問したときに、久保は新規ビジネスに方向転換する選択をした。

 観客から「現在のビジネスで、競合にどうやって勝つか?」と聞かれると、久保は「競合がいるときは“勝つ”を考えない」「相手との競争を捨てる」と意外な回答。ここでも”捨てる力”が登場した。久保は「最終的に届けたいボリュームの人たちに、サービスを使ってもらえたら成功」と、サービスに共感してくれた一定数の顧客が、使い続けてくれたらそれでいいと“成功の基準”を語った。

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 「バチェラーをやる前に何かを決めて行ったのか」という質問には「参加した女性たちの目標や夢を理解しようと思った」と回答。しかし、久保は「自分が目標を把握できる人数は5人まで」と持論を展開。“5人”という数字はファッション関連の会社を経営したときに掴んだ感覚で、当時は「社長として約60人の社員を平等に分かってあげるのが使命」と思っていたが「実際には難しかった」と過去を振り返った。

 当時の経験から「今の会社では『ちゃんと話せるのは5人まで』とあらかじめ社員たちに伝えている」と明かした久保。「自分が話すと決めた5人が、また別の5人と話をしてくれる」という方法で、会社全体を動かしていると語った。

(『中田敦彦のSTAND UP STUDY』より)

▶︎本編:【期間限定】初代バチェラー・久保裕丈、女性25人に囲まれた当時の苦労とは?(13分ごろ~)

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▶︎本編:【Abema限定】中田敦彦が「捨てる力」の本質を解説(35分ごろ~)

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【まとめて観る】中田敦彦 presents STAND UP STUDY
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