俳優の中村倫也が24日、都内で映画『サイレント・トーキョー』(2020年12月公開)の製作発表会見佐藤浩市石田ゆり子西島秀俊広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督と参加した。

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 この日誕生日の中村は、広瀬から「今日誕生日ですよね?」と水を向けられ、会場から拍手を送られると「そうです、ありがとうございます。みなさんの財産を少しずついただければ」と照れながら感謝。クリスマスイブと同日だけに「誕生日と一緒なのでややこしい…」と苦笑いしつつ「でも今日は浩市さんから素敵なものをいただいて。一生の思い出になりました。何をもらったのかは絶対に言いません」とニヤリ。佐藤から「愛だよな?」と言われると、中村は「愛です。ラブです」と上機嫌だった。

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 また勝地との初共演に中村は「僕と勝地涼は同い年で、昔からお互いの舞台を観に行ったりして。お互い同い年だけれど性格も反対なので、いつか共演したら楽しい音色が出せるのではないか?と思っていた。だから嬉しかった」と念願叶った様子。それに勝地は「夢が叶ったね」と中村に笑顔を向けて「10代からお互いに刺激し合っているので、もっともっと共演していきたい」と願っていた。

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 作家・秦建日子氏によるジョン・レノンの名曲にインスパイアされた傑作小説を完全実写映画化。クリスマスイブの渋谷・ハチ公前付近に、爆弾が仕掛けられたとの犯行声明文が出される。事件を追う刑事、不可解な行動をとるIT起業家、そんな彼に興味を持つ女性、爆弾騒ぎに群がる野次馬たち。それぞれの想いがイルミネーションの下で交錯する。

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 事件現場に現れる謎の男役で主演の佐藤は、足利市にオープンセットで再現された渋谷のスクランブル交差点のシーンに触れて「エキストラのべ1万人の方々が参加していただいて、寒さの中で頑張って頂いた。大変な撮影でした」と大規模な撮影の舞台裏を口にしていた。

 孤独なIT起業家役の中村は「これだけの方々の中に入ってお芝居をするのは刺激的で楽しい瞬間でした。ただ監督が無駄にカットを割らずに長回しで撮るので、お話としてのスリリングさと緊張感もあるけれど、役者同士の掛け合いも見所の一つ」とアピール。

犯行予告場所に来てしまう女性役の広瀬は「クランクアップした時に、もっと撮影をしたかったと思うくらいに刺激的な撮影でした。これだけ素敵な方々とお芝居できるのは嬉しい」と出演を喜んでいた。

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テキスト・写真:石井隼人

▶︎動画:映画『サイレント・トーキョー』会見の様子はこちらから

映画『サイレント・トーキョー』会見の様子はこちらから
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