12月23日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、小沢一敬がニューヨークの『M-1グランプリ 2019』でのネタにダメ出しをした。
この日は22日に開催された『M-1』の決勝に進出するも、惜しくも優勝できなかったオズワルド、すゑひろがりず、ニューヨーク、ぺこぱをゲストに招いてトークを展開。決勝戦まで残ったものの、10位という結果になってしまったニューヨークについて、小沢は「ネタを観れば観るほど好きになる」と絶賛すると「ニューヨークのよさは、隠しきれない底意地の悪さ」と表現した。
ニューヨークの『M-1』でのネタを過去に劇場で観たことがある小沢は、「ヨダレ垂らして喜ぶわ」といったツッコミの「ヨダレ垂らして」の部分がカットされていたと指摘。「マイルドに、テレビサイズにしちゃったなと思った」と、点数が伸びなかった理由を分析すると、ニューヨーク・屋敷裕政は「本当にそうなんです」と認めた。
過去の傾向を調べるために、これまでの『M-1』の映像をチェックしていたという屋敷。かつてオール阪神・巨人のオール巨人が、ゆにばーす・川瀬名人の「ヘドが出るわ!」というツッコミについて「ヘドとかいう言葉、僕らはイヤやねん」と発言した場面を見て、「ヨダレも駄目やな」と思ったのがカットの理由だという。
さらに小沢は「あのネタで浜田(雅功)さんのくだりがスゴい好きなんだけど、切ったじゃない?」と指摘。ネタの最中にニューヨーク・嶋佐和也が歌いながら、浜田がボーカルを務めるH Jungle with tの楽曲『Going Going Home』での特徴的な踊り方をマネする場面があるが、屋敷は変更について「メチャクチャ迷いました!」と吐露した。
『M-1』では踊りの振付が米津玄師風に変わっていたが、これも紆余曲折あってのことらしい。屋敷は当初、米津の楽曲『パプリカ』でダンスをしている子どもたちをネタに採用しようとしていたが、そのうちに米津玄師風に変わり、さらにはまた浜田のダンスに戻るという迷走を繰り返していたとのこと。
「最後はベースを出して、浜田さんの子どもまで出た」と、浜田の息子でベーシストのハマ・オカモトを登場させるほど迷走しっぱなしだったことを告白し、スタジオを爆笑させていた。



