声優の大河元気(「B-PROJECT」野目龍広役など)が、AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」金曜のMCに抜擢された当時を振り返った。豪華声優陣がMCを担当する同番組だけに、当初は「なぜ僕なんだろう」と恐縮していたと明かした。
12月27日の「声優と夜あそび」では、年内最後の生放送ということもあり、金曜MCの関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)と大河が2019年を回顧。4月から金曜MCに就任した大河は、「なぜ僕なんだろう。そうそうたるメンバーでやってらっしゃるところに……」と正式に同番組のレギュラー出演のオファーを受けた3月当時の心境を語った。
現火曜MCの木村昴(「ドラえもん」ジャイアン役や「ヒプノシスマイク」山田一郎役など)とともに、当時から金曜MCを担当していた関は、「いきなり元気くんというわけじゃなくて、『こういう人はどうでしょう』という話し合いは結構あったんです」と人選の内幕を明かした。複数の候補者リストの中に大河の名前もあったそうで、「ずっと一緒に喋らなきゃいけないから、それなりにいい関係の人で」という関の意見も踏まえて、徐々に一本化されていったそうだ。
憧れの先輩声優である関とコンビを組むにあたり、「関さんと一緒にできる、っていうのが嬉しくてですね……。ただすごく緊張はしました」と振り返った大河。「昴くんにもいろいろ聞いたんです」と前任者の木村にも、金曜MCとしてどう立ち回るべきか相談したという。
4月のMC就任直後は緊張の連続だった大河について、関は「大河くんは“いい子”じゃん。業界内での人当たりもいいし。だから僕も『大丈夫かな、傷つけないかしら』と結構緊張しちゃって。初期のころはお互いに探りあってたよね」と回想。今ではすっかり「声優と夜あそび」金曜MCとして定着し、関と軽妙なトークを繰り広げている大河は「もう本当に、関さんのおかげです」と大先輩の心遣いにあらためて感謝していた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)